大代白山神社に祀られている、聖観音立像です。この神社の成立年代は不明ですが、昭和2年の旧敷地での調査では経筒や芦花双鶴鏡(ともに市指定文化財、平安時代後期)が出土しており、古くからこの地にある神社と考えられています。 カヤ材かカツラ材と思われ、頭頂から両手足、持物まで全て一本の材から彫りだした完全な一木造の技法をとった珍しい形式の像です。12世紀から13世紀ごろの作と見られています。 この聖観音立像には左右に神将像が配置されていますが、この二像は傷みや欠損が激しく像の種類や年代を推定することはできません。 昭和60年(1978年)2月13日 金谷町(当時)指定文化財に指定されました。 |