地球温暖化問題

1.地球はなぜあたたかいの?
 「地球はなぜあたたかいの?」そんな疑問を感じたことはありませんか?私たちの住む地球は『温室効果ガス』という暖かさを保つための機能を持っています。
 まずはじめに太陽の光により地面が暖められます。暖められた地面から熱を再び宇宙に放出するのですが、地球の気温を保つために必要な熱を『温室効果ガス』が保存して、それ以外の余分な熱は宇宙へと放出されていきます。このような方法で私たちの地球の気温は保たれているのです。

2.地球温暖化って何?
 「地球温暖化」は、この温室効果ガスの濃度が高まることにより、本来なら宇宙まで放出される余分な熱まで温室効果ガスの中に保存してしまうことが原因です。余分な熱を保存した地球は必要以上に暖かくなってしまいます。

地球温暖化のしくみ
温室効果ガスが正常な場合
温室効果ガスが正常な場合
温室効果ガスが異常な場合
温室効果ガスが異常な場合

3.どのくらい気温は上がってしまうの?
 地球の過去140年間の気温の変化を観察すると、平均気温は0.6℃上昇しています。このままだと2100年までには5.8℃も上昇してしまうことになってしまいます。

4.地球温暖化の影響は?
海面水位の上昇
 《世界では・・・》
 平均気温の上昇により氷河・氷原の氷がとけて、地球全体の平均的な海面の上昇は「9cm〜88cm」位と予測されています。ただし、地域によってはかなりの上昇が予測されており、グリーンランドでは3m近く上昇、太平洋上のフィジー諸島では島全体が水没する危機に瀕しています。
 《私たちの身の回りでは・・・》
 日本でも同じように海面水位の上昇が予測されますが、海面水位が30cm上昇すると砂浜の約65%が、1m上昇すると約90%が消滅すると言われています。
 私たちの身の回りでも、太平洋や駿河湾に面した海岸などの美しい砂浜の消滅が予測されます。
海面水位が上昇する
人体への影響
 《世界では・・・》
 猛暑による心血管系や脳血管系、呼吸器系の疾患などによる夏季の死亡が多くなると予測されています。
 また、生態系の変化により今まで南の国に生息していた動物の北上が予測され、マラリアを媒介する「ハマダラ蚊」の生息地域が広がるなどの影響により、熱帯性伝染病などの発生が予測されています。
 《私たちの身の回りでは・・・》
 日本もマラリアを媒介する「ハマダラ蚊」の生息地域となる可能性があり、熱帯性伝染病などの発生が予測されています。
人体への影響が出る
農業の影響
 《世界では・・・》
 動物と同様に、今まで南の国に生息していた植物の北上が予測されます。植物の分布範囲の変化などにより農作物の収穫量に影響が現れ、食糧需用の増加に食料の供給が間に合わず、食糧不足や食料価格の上昇が予測されます。
 《私たちの身の回りでは・・・》
 日本でも太平洋沿岸や西日本では「ジャポニカ米」が作れなくなる可能性があり、私たちの身の回りのお茶やみかんなどの農産物も作れなくなる可能性があります。
農業への影響が出る

 その他、地球温暖化の影響としては「平均降水量の増加」や「台風の巨大化」等の降水量の集中的な増加による被害が予測されている反面、干ばつ頻度の増加等の少雨による被害も予測されています。
 このように、地球温暖化は地球全体の気候のバランスを崩してしまうため、地域によっては様々な影響が予測されます。

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