Accessibility
総合トップページくらし情報くらし・福祉健康・医療流行疾患・警報マダニに咬まれないように注意しましょう!
更新日:

マダニに咬まれないように注意しましょう!

春から秋にかけて、マダニの活動が活発になります!

春から秋にかけてマダニの活動が盛んになる時期です。レジャーや農作業などで野山や草むら、畑などに入るとマダニに咬まれることがあります。マダニが病原体を保有していると、咬まれた人が「日本紅斑熱」や「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」などの感染症にかかる危険性があります。これらの疾患にかからないようにするために、野外でのダニ対策が重要です。

マダニに咬まれないようにしましょう!

  • マダニの活動が盛んな春から秋にかけては特に注意が必要です。
  • レジャーや農作業などで、野山や草むら、畑などに入る場合は、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用し、肌の露出を少なくしてください。
  • マダニ用に市販されている忌避剤はありませんが、虫よけ成分(ディート)が含有されているツツガムシ用の忌避剤を使用することで一定の効果が得られることが確認されています。ただし、ツツガムシ用の忌避剤で、マダニを完全に防ぐことはできませんので、他の防護手段と組み合わせて対策を取りましょう。

マダニに咬まれた場合は?

  • 屋外活動後は、マダニに咬まれていないか確認しましょう。
  • マダニに咬まれた場合は、数日間、体調の変化に注意しましょう。
  • 発熱等の症状が見られたら、早めに医療機関を受診し、野山や畑に入りマダニに咬まれた可能性があることを伝えましょう。

主な感染症

日本紅斑熱

  • 日本紅斑熱リケッチアという病原体を保有するマダニに咬まれることで感染し、重症化すると死に至ることもある感染症で、県内でも患者が発生しています。また、静岡県環境衛生科学研究所が実施したマダニの調査においても、採取した複数のマダニから、日本紅斑熱リケッチアが検出されています。
  • 病原体を保有しているマダニに咬まれることで感染し、人から人へ感染して広がるものではありません。
  • マダニに咬まれてから2日~8日で、高熱、発疹を呈し、重症化した場合には、死に至ることもあります。 治療の第一選択薬はテトラサイクリン系抗菌薬で、ニューキノロン系抗菌薬が有効という報告もあります。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

  • SFTSウイルスを保有するマダニに咬まれることで感染します。人から人へ感染して広がるものではありません。
  • マダニに咬まれてから6日から14日の潜伏期間の後、発熱、消化器症状などが現れ、重症化した場合には死に至ることもあります。

関連リンク

カテゴリー

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?