1.「家庭教育の在り方について」の検討
(1)子育て応援課天野課長補佐から資料「子どもをまんなかに…切れ目のない支援を目指して」に基づき説明があった。
- 発達障害について、障害の区分、特徴や二次的な障害の併発、支援のフロー(親子学習会つくしんぼ)など
- 支援がとぎれないよう関係課で連携を始めている。
- ことばの相談を今年度から開始した。
- 親御さんが受け止められない現状がある。家では1対1の関係だからいいが、集団だと難しいことが判ってもらえない。
- 支援が必要な児童数は3,352人のうち294人(8.8%)
- 目指す支えは早期発見、早期支援。保護者にいかに気付いてもらえるか。もう一つがライフステージを通じた支援。切れ目のない社会ぐるみでの理解と支援。
- 情報の共有として、お母さんに持ってもらうサポールファイル検討をしている。
- 児童虐待について、相談件数が増加している。
- DVを目撃することで子どもに与える影響が大きい、警察からも通報が増えた。
- 市内でもいつ虐待による死亡事例が出てもおかしくない状況。
- DVも増加している。DVを受けても、夫にも良いところがあるとか自分が悪いからと夫のもとに戻る人も多い。
- 殴られている等の情報があったら子育てへ連絡を。写真を撮っておくこと、病院で診断書をもらうこと、ラインやメールなどの脅しは保存しておくこと。
質疑(懇談)
- 女性から男性へのDVはあるか。
→ある。
- 発達障害の障害という言葉はネガティブになってしまうが、すごく秀でた人も多い。優れた部分をどのように伸ばそうとしているか。
→社会に出て困るところを支援する。
- 対人が苦手ならその部分は置いておいて、いいところを伸ばすことか。いいとこ探ししていくことが必要。
→そうです。スキルトレーニングができるところが必要。良いところを伸ばしていくことが大事。
- 普通学級にも支援が必要な子がいるか。
→親御さんの意向、気持ちが大きい。小児科の先生の中にも普通学級で育てたほうがいいという方もいる。
→お母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんの理解、正しい判断がつくようにしていく。社会全体で理解していくことが必要。
- ライフステージを通じた支援、社会ぐるみでの理解と支援が、今後、私たちが答えを出さなければならないところかな。
(2)稲葉係長から資料「島田市ならではの子育て支援~家庭で子育てしている親子への支援~」に基づき説明があった。
- 地域子ども・子育て支援事業14事業を行っている。
- 地域子育て支援センターは中学校区にひとつあるが、ワンストップの相談体制、お年寄りも子育ても相談できるものが理想。
- 平成26年度から「子育てコンシェルジュ」を子育て応援課に設置。妊娠したときからが子育て支援の始まり。7ヶ月の健診時に出向いている。
- 育児に対しては、いいことだねと温かく見守ってほしい。
- 地域へ出る第一歩となる交流の場として、アラフォーマミーズの会やアラフォーダディーズの会を開催。外国人ママや県外出身ママの会も実施。
質疑(懇談)
- 当事者だけでなく、高齢者など市民に判ってもらう教育をしていくことが必要。
- 子育て世代と老人世代と交わる事業が必要。
- 男性に対する教育が必要。専門的な知識をもってもらう。
2.平成29年度中部地区社会教育委員連絡協議会志太地区研修会について
研修会の内容について協議した。
- 市内在住の有識者に「(仮)勝海舟と島田市」の内容で講演依頼してみる。
- 博物館、おびりあ(子ども館、図書館)の見学・会場は、歩歩路を想定。
- 以上を念頭にスケジュールを社会教育課で組みことになった。
【その他】
- 平成28年度市町社会教育委員長等研修会参加報告・詳細は資料2のとおり
- 平成29年成人式の出席状況について(青少年係)
坂巻係長より、委員への協力お礼と資料3の説明を行った。 |