平成26年10月1日から高齢者用肺炎球菌予防接種が定期予防接種(国が接種を推奨するワクチン)に追加されました。
肺炎は日本人の死因の第3位であり、死亡者の95%以上が65歳以上の方です。肺炎で一番多い病原菌は肺炎球菌です。肺炎球菌ワクチンを接種しておくと、肺炎の発症や重症化の防止する効果が期待されます。
定期接種対象者(令和2年6月30日更新)
令和2年度から5年度までの間の対象者は各当該年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方です。また、接種日当日に60歳以上65歳未満で、重度の疾患を有する方も対象になることがあります。自費、公費問わず、過去に高齢者用肺炎球菌予防接種を行ったことがある方は対象外です。
定期接種の接種費用や対象者、接種方法等、詳細については下記のリンク先をご覧ください。
再接種について
定期接種による高齢者用肺炎球菌の助成回数は生涯1回となります。また、過去に接種したことがある方は、対象外となります。
過去5年以内に高齢者用肺炎球菌ワクチンを接種したことがある方が、再接種をすると予防接種の副反応が1回目の接種よりも頻度が高く、程度も強く出現するとされています。
関連リンク
- 肺炎球菌感染症(厚生労働省)(別ウィンドウで開きます)