田中波月 第二句集「野」に、ほうらい橋四句と小見出しがあり、その最初の作品。「銃を担いで」と兵士の苦悩を自らの苦悩とした作者の人間主義が読み取れる。波月最晩年65歳(昭和40年)頃の作品。 「銃を担いてとおったかこの橋板のぶ厚さ」 交通アクセス JR島田駅より徒歩約20分 所在地 島田市南二丁目地先(蓬莱橋上流の階段を降りた広場内)