記念撮影をする関係者
「ディスカバー農山漁村の宝」の準グランプリを受賞した杉本製茶(株)が12月12日、市長を表敬訪問しました。
この賞は、内閣官房と農林水産省が「強い農林水産業」「美しく活力ある農山漁村」の実現に向けて、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより、地域の活性化・所得向上に取り組んでいる優良事例を選定し、全国に発信するために設けられたものです。第6回となる今年は、全国から931の応募があり、10月21日に選定されました。
杉本製茶(株)は、ビジネス部門で準グランプリを受賞。国内の中小製茶企業に先駆け、輸出事業に着手し現在20カ国以上へ輸出しており、輸出対応可能な有機抹茶の製造に関する各種認証を取得したほか、地元高校生による欧米の茶流通に関する研究の支援などが高く評価されました。
代表取締役の杉本氏は「将来の消費拡大に備え、茶の生産力を高めながら、これからも高品質な商品を作っていきたい。販売にあたっては、さまざまなアイデアを取り込んで、売る努力を重ねていく必要がある。柔軟な発想で取り組みたい」と述べました。