慰霊碑に献花する杉の子子ども会の児童5人
伊久美地区長島集落では、57年前の台風災害時に落石のため殉職した自衛隊員の慰霊碑を建立し、集落の子どもたちが代々慰霊碑の清掃・献花を行っています。
現在この活動を引き継ぐのは、長島集落全27戸の中から神座小学校に通う「杉の子こども会」の児童5人。この日は、当時災害派遣を担当した陸上自衛隊富士学校の隊員が長島集落を訪れ、全員で花や線香を手向け、慰霊碑に手を合わせました。
災害の記憶は、地元の子どもたちによって受け継がれ、語り継がれています。
献花する河合連隊長(陸上自衛隊富士学校)
参加者全員で隊員の冥福を祈る