提言書を提出する草野会長ら

　島田市廃棄物減量等推進協議会は1月23日、ごみの減量化と資源化を進めるための具体的な施策を提案する「ごみの減量化・資源化に関する提言書」を取りまとめ、市へ提出しました。

　同協議会は、ごみの減量、資源化、分別・排出、啓発活動に関することを調査・研究・協議する機関。委員は、自治会連合会、消費者団体、商工業に関する団体、農林業に関する団体からの推薦者や学識経験者ら16人で構成され、市のごみ処理に関する協議を重ね、さまざまな提言を頂いています。今回の提言書は、それらを取りまとめたものであり、今年度策定する予定の「島田市一般廃棄物処理基本計画」に対し、市民目線の意見を反映させるために提出されました。
　市長は「雑紙の回収やレジ袋の削減など、市民のごみ意識の向上が課題。生ごみについては、捨てる前に水気を取るだけでも焼却費用が変わってくる。頂いた提言書を真摯に受け止め、計画に取り入れたい」とあいさつしました。今後は、提言書の内容を基本計画に積極的に盛り込んだ基本計画（案）を、2月3日(月)から30日間公表し、パブリックコメントを募集する予定です。