第11回「椎茸の菌打ち」（令和3年2月8日掲載）
実施日／令和3年1月30日
第11回のサタデーオープンスクールの活動は、椎茸の菌打ちでした。
伊久美で椎茸を栽培・販売している講師の指導の下、原木に椎茸の菌を打ち込みます。まずは、椎茸の栽培に適した原木を教えてもらい、その原木に講師と一緒に穴をいくつか開けていきます。その穴に、「駒菌」と呼ばれる椎茸の菌を金づちで打ち込みました。菌打ち体験と並行して、椎茸に関する本の読み聞かせも行い、椎茸に関する知識をたくさん得ることができました。
その後、実際に講師の方が椎茸を原木で栽培しているハウスを見せていただきました。温度を高くしてあるハウスの中には、原木がすみずみまで並んでいて圧巻でした。また、伊久美小学校で育てている原木も見学しました。朝はお話でしか分からなかったことが、ここで実際に原木やそこに生えている椎茸を見ることで実感がわいたのか、椎茸の栽培や食べ方に関する質問をたくさんしていました。
午後は、紙飛行機をバケツに連続で投げ入れるギネス記録にチャレンジしました。3m先のバケツにはなかなか入らず、投げ方や紙飛行機の形を調整して何度も挑戦しました。中には、「考えないで投げるとよく入る」など、自分なりのコツを見つけている子もいました。
しっかり愛情をこめて原木を管理していけば、実際に椎茸が収穫できるようになるのは、来年(令和4年)の秋頃になるでしょう。今から成長が楽しみですね。
