2歳未満の子ども
厚生労働省と日本小児科学会では、2歳未満の子どもへのマスク着用は不要であると、呼びかけています。
2歳未満の子どもは、マスクで呼吸がしにくくなったり、熱中症になったりする可能性があります。
また、マスクで赤ちゃんの様子が見にくいため、顔色、呼吸状態、窒息、表情の変化などに気づきにくくなります。
※小学生未満の子どものマスク着用についても、保護者や周りの大人が体調に十分注意し、体調が悪い場合などは無理に着用させる必要はないとしています。
WHO(世界保健機構)も5歳以下の着用は必ずしも必要ないとする見解を示しています。
日本小児科学会:乳幼児のマスク着用の考え方(外部サイト・別ウインドウで開く)
障害や症状がある方
新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、外出時はマスクを着用することが新しい生活様式の一つとされていますが、着けたくても着けられない人たちがいます。
発達障害、感覚過敏、脳の障害、皮膚の病気、呼吸器の病気など、さまざまな原因でマスクを着けると肌に痛みを感じたり、気分が悪くなったり、体に異変が生じてしまう人たちです。
障害や症状がある等、やむ得ない事情によりマスクを着けられない人がいることを知り、その特性や事情を理解し、お互いに思いやりの心を持って過ごしましょう!!
厚生労働省:マスク等の着用が困難な状態にある発達障害のある方等への理解について (外部サイト・別ウインドウで開く)