第11回「木工作」(令和5年10月20日掲載)
実施日/令和5年10月14日
第11回の活動は、一日かけて木こり体験をしました。午前中は外で木の伐採体験、午後は桧を使ったいろいろな工作をしました。
木の伐採体験では、講師の方が切り込みを入れた杉の木を、みんなでロープを引っ張って倒しました。10mを超える大きな木も倒れるときは一瞬で、そのダイナミックさに思わず歓声が上がりました。倒した木は、のこぎりを使ってみんなで枝払い。幹をチェーンソーで切る体験にも挑戦しました。切り分けた木は、みんなで協力して午後の活動場所まで運びました。
午後は講師の方が用意してくれた桧の材料で、色々な工作をしました。杉と桧の特徴や違いのお話をよく聞いてから取り組みます。まずは、輪切りの桧を好きなように割って、桧パズルを作りました。裏と表がほとんど同じパズルは、10ピースでも難しく、さらにそこに1ピースのダミーが加わると、4人がかりでも苦戦していました。たくさんの桧のおが粉は、みんなでふるって細かな粉を落とし、パックに詰めました。作業中に香ってくる桧のいい匂いに包まれ、大興奮でした。最後に、角材を使ったコースターを作りました。一つずつ丁寧にやすりをかけ、手作りコースターが完成しました。
一日中通して木とかかわる体験をして、木のことがさらに好きになった子がたくさんいました。いろいろな場面で関わることがある杉や桧を見たときには、今回学んだことを思い出すことでしょう。