第15回「冬古民家体験・木こり体験」(令和5年12月5日掲載)
実施日/令和5年11月25日
第15回の活動は、伊久美二俣地区にある古民家でいろいろな体験をしました。今回は、『秋の森づくり県民大作戦』と合同の企画でした。
午前中は伊久美の山へ入り、木の伐採見学をしました。木がたくさん生えている中で、他の木に当たらないように倒す技術にみんな驚いていました。森の力の話や、間伐の話なども聞き、森について少し詳しくなりました。
昼食は、伊久美にある『里屋敷』という建物でいただきました。昔ながらの薪ストーブや囲炉裏には火がくべてあり、暖かい中でゆったりとした時間を過ごしました。
午後の最初は製材体験。大きなまさかりを使った丸太の加工を見学した後、『ちょうな』『石斧』という昔ながらの木を削る道具を体験させてもらいました。体験した子たちは、「鉄と石で削りやすさが全然違う!」「柱を作るのがすごく大変そう」と、昔の人の技術に感心していました。
続いて、現在修復中の古民家の見学をし、修復作業を少し手伝わせていただきました。おいてある床板に釘を打つ大事な作業です。図工の授業で使った釘よりも大きく太い釘を、曲がらないように慎重に打ち込みます。家主の方も、みんなの頑張りに喜んでくれました。
最後に、午前中に山で拾ってきた材料を使って、インテリアモビールを作りました。いろいろな重さの材料や、自由に曲がった枝を使い、バランスをとるのに苦労していましたが、クリスマスに合うかわいらしい作品ができあがりました。
紅葉もきれいになってきている中で一日中活動して、とても充実した体験になったと思います。きっと家に帰ったら家の人にたくさんのお土産話をしたことでしょう。