会議内容
1 開会
2 佐藤社会教育課長 挨拶
3 委嘱状交付
佐藤社会教育課長から、全委員6人へ委嘱状を交付
委員 河村晴夫氏、亀山昌弘氏、鈴木浩孝氏、濱田和彦氏、福田房江氏、太田恵里菜氏
4 委員の自己紹介
5 会長及び副会長の選出
島田市公民館条例施行規則第11条第2項の規定により、委員の互選により決定
会長:河村晴夫 副会長:亀山昌仁
6 審議
(1)令和6年度の事業報告及び(2)令和7年度の事業計画について
河村会長の議事進行により、事務局から一括説明
〈質疑応答〉
質問 ①
六合子どもチャレンジクラブのエンジョイスポーツの参加者が例年に比べ少ないとの話だが、途中から参加してもよいのか。
(回答)
途中からでもよいので、学校等で声掛けをお願いしたい。昨年度では特別支援学級の児童が途中から参加してくれた。
質問 ②
令和6年度における主催事業への参加者数が前年度と比べ7,400人程度と大きく減少している。今では家に居ながらでも楽しめる事が増 えたこともあって、わざわざ公民館まで出向かなくてよいと考える人もいる。しかし、阪神淡路大震災等非常時での相互支援のことを考えると、人との繋がりを築いておくことが必要である。この利用者減少に対し、公民館はどのように認識し、利用者数を増やそうと考えているのか。
(回答)
令和6年度に減少した主な理由は、六合小放課後児童クラブの常設的な利用が皆減となったことや、六合コミュニティ委員会主催行事の六合まつりを中止したことなどの特殊要因があったことが影響している。しかし、この理由以外にも高齢化に伴う参加者数の減少や自主グループの活動取りやめによる減少もある。
また、公民館から離れた所に住んでいる高齢者は、参加したくても行く足がないため、出向くことを思いやむ人もあると聞くが、有効な移動手段がないのが現状であり課題となっている。
利用者を増やす対策としては、参加しやすい土日での開催やインスタグラムを利用して活動のPR発信を行うなど、公民館利用者数の増加を図っている。
(委員からの補足意見)
参加者数の増加につなげるため、金谷コミュニティ委員会の事業では、地域住民へやりたいことを募集したこともあったと聞く。
市民学級の参加者数が毎年減少してきているため増やしたいが、若い人は仕事や子育てで忙しく中々時間が取れない。定期的に集まることは負担が大きいため、なるべく回数を減らすなど、負担がかからないよう調整していくことが必要ではないか。
質問 ③
麻雀が介護予防に効果があり、市内外では麻雀を行う人が増えてきていると聞くが、公民館での麻雀活動はどんな状況か。また、その人数を増やす手立てはあるか。
(回答)
昨年度から当館でも、仲間同士の4人で構成する2つの自主グループが健康マージャンを行っており、毎回、熱心に活動している。麻雀は、公民館事業への参加が少ない男性や若い方の参加の機会になり、また、知らない人同士の新たなコミュニケーションづくりの場にもなる。これは、防災等の面での効果も期待できると認識している。
老人保健施設なごみの里では、職員が講師となって初級者向けの健康麻雀教室を開催したと聞いている。
現状、当館では雀卓がないため、どこか貸してくれるところがあれば、講師を探し、初心者向けの健康マージャン教室を企画することも可能だと思う。
(委員からの補足意見)
道悦島自治会では、数台のマージャン卓を持っており、道悦島まちづくり委員が健康マージャンを行っている。使用しない時は貸し出しもできるので依頼してもらえれば調整する。また、e-スポーツ機器もあるので、こちらも貸出しすることが可能である。e-スポーツは、子供たちと高齢者が一緒に活動できる良い機会である。
質問 ④
市の生涯学習大綱には、学んだことを次世代等へ発信していくことが重要なポイントであるとうたわれている。金谷宿では高齢化に伴い、教授や学生が辞めてしまい人数が漸減してきている。一番効果的な方法は、学んだ人が小学生などの子供達へ教える学びの循環の取り組みが大切であると思うが、何か取り組みは考えているか。
(回答)
六合中学校では、六合に優しいプロジェクトと題して、自治会長や自主防災委員、六合コミュニティ委員会等地域住民の代表者等が中学生を対象に、六合地区のまちづくりについての授業を2年間ほど実施してきている。
この授業では、昨年、中学2年生がこの地域でできることを企画立案し、3年生になった今年は、実際に提案の具現化に向けて取り組むなど、地域と学校が協働する学習活動を展開しており、公民館がその連携に向けた支援を行っている。
また、六合中学生の学習室を当館で開いている。できれば地元の高校生の力も借りたいと思うが、中々日程が合わなく協力を得るのは難しい状況にある。
一方、小学生の宿題などへの学習支援であれば、初倉で行っているような寺子屋事業を、地域学校協働本部事業の一環として行える可能性はある。ただ、教える人や子供をどう集めるかが課題となる。
7 その他
(1)委員からの御意見・提案等
特になし。
(2) 社会教育課から報告等
現在、初倉地区で行っている「子ども寺子屋事業」について、教える側の人員を集めるなどの課題はあるが、六合地区や金谷地区でも行えるか検討したい。
また、減少傾向にある公民館利用者を増やすためには、年代別、男女別などターゲットを絞った事業展開や、審議会でも話にあがった健康麻雀等、新たな取組を企画して人数増加につなげていければと考える。皆の知恵を絞って一つでもできればいいと思うのでご協力をお願いしたい。
8 閉会
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