第11回『竹工作』(令和6年10月7日掲載)
実施日/令和6年10月5日
今回は、竹でいろいろなおもちゃを作りました。作ったのは、けん玉・笛・ぶんぶんゴマ・鉛筆立ての4種類です。講師の方に加え、伊久美に住んでいる工作好きな方たちが、おもちゃ作りを手伝いに来てくれました。
けん玉は、ノコギリとなたを使って、切りすぎないように気を付けながらけん先の部分を慎重に切り出します。切り口は小刀と紙やすりで整え、竹の輪を取り付けて完成です。けん玉が完成した子たちは、すぐにけん玉で遊び始めました。遊んでいるうちに、単に輪をけん先にさすだけでなく、持ち手のいろいろなところに乗せたり、連続記録に挑戦したりと、オリジナルの楽しみ方をどんどん考えていました。
笛は、穴をあけた竹筒に吹き口となる竹をあて、きれいな音が鳴る場所を探す根気のいる作業から始まりました。すぐに音が鳴っても、その位置が少しずれると鳴らなくなってしまうので、何度もやり直しながら吹き口を取り付けます。吹き口が定まったら、笛の本体に細かなパーツを取り付け、鳥の形の笛が完成しました。穴をふさぐ個数やふさぎ方で音の高さを変えることができるので、いろいろ試して曲を奏でることができた子もいました。
お昼休憩をはさんで、午後はぶんぶんゴマ作りから始まりました。竹が割れないように慎重にキリで穴をあけ、糸を通して完成です。初めてぶんぶんゴマで遊ぶ子もいましたが、できる子のやり方を見ながら、できる子に教わりながら、みんなでブンブン鳴らすことができていました。回る部分に色付けをして、模様を作って楽しんでいる子もいました。
残った時間で作ったのは鉛筆立て。斜めに切ってみたり、ほかのパーツを取り付けたりと、作る子によって全く違う作品ができました。鉛筆以外にも、入れるものを考えながら大きさを考えている子もいました。
最後には、一番お気に入りの作品を持って集合写真を撮りました。講師の方がほかに用意してきてくれた、竹とんぼや紙鉄砲が作れなくて残念がっている子もいましたが、4つもおもちゃが作れてみんな大満足だったようです。
サタデー農園日記
サタデー農園は、今回は雨で草取りができませんでした。サツマイモは葉っぱは虫食いが目立っていますが、茎は元気に育っています。ラッカセイはネットがかかっていてわかりづらいですが、ネットからはみ出すほどに葉っぱが元気に育っています。サツマイモもラッカセイも、実がどのくらい育っているかは見えませんが、収穫する日を首を長くして待っていましょう。