第16回『薪割り体験をして焼き芋を作ろう』(令和6年12月6日掲載)
実施日/令和6年11月30日
今回のサタデーは、第8回でも活動した古民家で、冬の体験をしました。その昔、酒屋さんとして栄えたこの古民家は、長年のすすで黒くなった柱や梁など、見どころ満載です。古民家のお話を聴いた後は、近くの歴史あるお堂へ行きました。第8回の活動ではお話のみでしたが、今回はそのお堂の中まで特別に見せていただきました。金色の仏像を間近で見て、地域の歴史を感じることができました。そのまま山道へ入り、たき火のための枝葉を拾いに行きました。よく燃えるのは、枯れた杉の葉。袋にいっぱい詰めて、古民家へ戻りました。
古民家に戻ると、今回のメインの活動である焼き芋のために、まずは薪割りから始めます。斧を使った豪快な見本を見た後は、子どもたちは安全になたで薪割りをします。きれいに割れていくので、なたを交代で使いながらどんどん割っていきました。焚き木ができあがったらいよいよ火付けです。マッチで枝葉に火をつけ、徐々に薪でたき火を作っていきます。6年生主導の下、みんな安全に活動ができました。
うまくおき火になったら、サツマイモの登場です。第14回の活動で収穫した『べにはるか』を使って下準備をし、たき火へ投入します。交代で火の番をしながらお弁当を食べ、できあがりを待ちました。しばらく待った後に竹串で焼け具合を確かめ、ようやく完成です。アルミホイルをめくり、紫の皮をむいてみると、おいしそうな黄色い身が現れました。熱々なので気を付けてほおばると、口いっぱいに芋の甘みが広がります。たき火のにおいも、より一層おいしさを引き立ててくれます。焼き芋の後は、焼きマシュマロも作って食べました。焼き芋も焼きマシュマロも終わった後は、しっかり後片付け。なるべく燃え尽きるようにうちわであおぎ続け、無事に片づけまで完了しました。
余った時間は自由時間。外で鬼ごっこをしたり、畳の部屋で遊んだり。思い思いの古民家の暮らしを満喫しました。帰りの時間には、古民家を名残惜しんでいる子もいました。現在修復中のこの古民家は、完成したら一般の方も利用できるようになるそうです。楽しみですね。
サタデー農園日記 令和6年12月3日
サタデー農園で栽培していたダイズを収穫しました。これで、今年度栽培した作物はすべて収穫し終わりました。元気な作物も、あんなに生い茂っていた雑草もきれいになくなり、畑が少し寂しそうです。また来年度おいしい作物を育てるのを、楽しみにしていましょう。