会議内容
1 開会
2 清水社会教育課長 挨拶
3 審議
(1)令和6年度の事業報告及び(2)令和7年度の事業計画について
河村会長の議事進行により、事務局から一括説明
〈質疑応答〉
質問 ①
利用者のニーズも多様化する中、高齢者や仕事をしている世代のニーズに対応した公民館事業を展開してくれている。こうした中、今年度の利用者数が減少傾向にあるとの報告があったが、社会教育事業の企画や運営面、あるいは施設管理のハード面において、公民館として何が課題であると認識しているか。
(答弁)
チャレンジクラブをはじめとした社会教育講座、市民学級、高齢者学級等の活動を多くの方に発信し、もっと関心をもってもらうことが必要である。このため、今年度からインスタグラム等SNSを活用し、様々な講座を知ってもらう機会や交流できる場があることの周知に取り組んでいる。さらに土日で開催する講座を増やし、参加しやすい環境づくりにも取り組んでいる。そのほか、ヨガ講座は昨年度から託児付きとしたことで、小さな子供連れの方の参加者が増えている。
ハード面では、施設も築15年が経過していることから、エアコンや浄化槽のブロア等突発的な故障が増えてきている。計画的な修繕に努めるとともに、突発的な修繕については限られた予算の中で優先順位をつけて実施している。
公民館まで来るための交通手段がない高齢者はタクシーで来たり、友達と乗り合わせで来たりしている方もいる。そうしたことができない遠隔地に居住の高齢者については、移動手段の確保が課題となっている。地区社協による応援隊など、住民主体の移動支援に期待したい。
質問②
公民館の利用者数が伸び悩んでいるが、利用者数は増やしたほうがよいのか。
(答弁)
公民館事業を通して、社会教育の推進や住民同士のつながりを深め、安心して暮らせる地域づくりを進めることを目的に公民館運営を行っている。このため、地域の主要な資源である公民館の利用者数については、今後も増やしていければと考えている。また、事業に対するコストパフォーマンスの面からも、利用者数の増加は重要な目標であると認識している。
質問③
六合子供チャレンジクラブの活動で、参加する子供から受講料をいただいているが、予算的に厳しい状況にあるということか。
(答弁)
チャレンジクラブの活動に要する財源は、市による講師料負担に加え、六合コミュニティ委員会からの補助金も活用している。しかし、運営費全体を賄うという面では厳しい状況にあるが、限られた予算の中で工夫しながら運用している。
受講料については、市の統一的な基準が示され、活動に係る材料費は実費として徴収するとともに、受講料は1回当たり100円を徴収することになった。子供の受講料は大人の半額に減額し、全8回講座でも5回までの受講料を限度とする配慮はされている。次年度の事業から適用していく予定である。
受益者負担の考えは、従前からある基本的な考え方であり、父兄には理解いただきたい。
質問④
今年度の市民学級生数は42人であったが、来年度は30人と減少してしまう。
5班体制を作るとなると、1班6人となり、活動するにも班員の負担が増えてしまう。
参加者数を増やしたいが良い方法が見つからない。
(答弁)
昨年度、30代の市民学級生が4人入り、若い世代が参加してくれた。若い世代は子育て等で忙しく退級した人もあるが、今年度は1人が継続してくれている。
参加した動機として、母親が行っていた蒟蒻づくりなどを自分も身についてたいと思ったためであったとのこと。こうしたニーズをしっかりつかみ、若い世代にも魅力を感じてもらう講座を企画していきたい。
また、ライン等を活発に活用している世代であるため、そうしたSNSを通して、若い世代の参加につながればいいと考える。これからも若い人達を取り込めるよう、インスタグラムで公民館活動を積極的に発信していきたい。
4 その他
(1)委員からの御意見・提案等
特になし
(2) 社会教育課から報告等
特になし
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