第17回『手作り和凧を作ろう』(令和6年12月21日掲載)
実施日/令和6年12月14日
今回は、昔ながらの作り方で、和凧を作りました。大きな和紙に、竹ひごと凧糸を取り付けていきますが、少しのずれで、あげたときの凧の安定感が変わってきてしまうので、一つ一つの工程を、3人の講師の方に見てもらいながら丁寧に進めました。和紙はでんぷんのり、竹ひごは木工用ボンドと使い分けて、集中してはり付けていきます。凧に描く絵は、来年の干支であるヘビの絵など、自由に描きました。難しい工程は、講師の方に手伝ってもらったり、高学年の子に手伝ってもらったりしながら、全員が凧を完成させることができました。
お昼を挟んで、午後は絵の色塗りをし、乾かしている間に見本の凧をみんなであげてみました。朝は風が凪いでいましたが、午後はいい風が吹いていました。しかし、風向きが変わりやすいため、巻き糸を持った子が頑張って走らなければいけません。凧本体を支える子と巻き糸を持って走る子が息を合わせると、凧はきれいに空へあがっていきました。子どもたちは、凧があがると歓声を上げながら、凧を追いかけていきます。凧が落ちてしまってもめげず、役割を交替しながら何度も凧あげを楽しみました。
凧を持ち帰ったら、大井川の河川敷など、広くて気持ちの良い風が吹いている場所で、ゆったり凧あげを楽しめるといいですね。