第22回『絶景の菩提山ハイク』(令和7年2月13日掲載)
実施日/令和7年2月8日
今回は、伊久美地区にある、島田市と藤枝市の境に山頂を構える菩提山という山に登りました。冬の山は気温が低く、過酷ですが、しっかり準備運動をして出発しました。
うっすらと雪をかぶった吊り橋を渡って、山登りの開始です。待ち構えるのはいきなりの急坂。みんな気を引き締めて登り始めました。落ち葉を踏みしめながら大自然の中を歩いていると、『スギ』と『ヒノキ』がたくさん植えてある道に出ました。樹木ガイドの方にいろいろとお話を聴きながら休憩します。また歩き始めると、途中の道にはまた雪が少し積もっていて、何かの動物の足跡を見ることができました。
峠でトイレ休憩を済まし、登り道の後半開始です。片側が崖になっている道、木の根っこが階段のようになっている道、苔むした木が並んでいる道。歩いていると、山はいろいろと姿を変えていきました。弱音を吐きながらも、だれも脱落せずに歩き続け、ついに山頂に到着しました。
山頂では、壮大な景色が広がっていました。どこまでも続く山々、遠くにあるけど大きく見える富士山、うっすらと見える伊豆半島。普段見ることのない景色に大興奮の中、昼食を食べました。山頂にあるお社には、一人ひとり願いを書き込めた石をお供えしてお参りしました。
帰りの下り坂は、疲れているにもかかわらず、自然と足が進みます。でも、落ち葉がたくさんの道は滑りやすいから慎重に。近くの子とわいわいしゃべりながら、あっという間に峠まで戻ってきました。
峠では、トイレ休憩をさせていただいたお宅の方が、温かい甘酒と和紅茶ミルクティーをふるまってくれました。冷えた体に温かさが染み渡ります。体力を回復し、伊久美小学校までラストスパートです。
ここからの道にもまだ雪が積もっているところがありました。登りとは違う道なので、茶畑の中の道やスギ林の中の広い道など、新しい景色を楽しむことができました。地元の方が見つけたカモシカの角も見せていただき、また一つ貴重な体験が増えました。
1日がかりで登った菩提山。様々な景色を見ながら、みんな無事に帰ってくることができました。とても疲れたと思いますが、家に帰ってからお土産話が止まらなかったことでしょう。
炭焼き窯の経過報告 令和7年2月7日
第21回の炭づくりで窯入れをした窯の様子を、講師の方が送ってくれました。火をつけてから1週間くらいの間、窯の中は見ることができないため、煙の温度と色で、毎日何回も炭ができる様子を見るそうです。夜中までかかることもある、根気の必要な大変な作業ですが、参加したみんなのために動いてくれています。講師の方に感謝をしながら、窯出しの日である2月22日を楽しみに待っていましょう。