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サタデーオープンスクール活動報告(令和7年度第11回)

第11回『伊久美で農家体験(後編)』(令和7年10月27日掲載)

開催日/令和7年10月18日

 今回は、サツマイモ(べにはるか)の収穫をしました。残念ながら以前苗植えの回は中止になりましたが、サツマイモはすくすく育ちました。苗植えの回に応募してくれていた子は、今回の収穫がとても待ち遠しかったそうです。
 収穫する前に、まずは生い茂っているツルを切る作業をしました。ツルはヒツジのエサにするため、みんなで袋に詰めていきます。長いツルは一人で袋に入れるのは難しいため、協力して袋に入れていました。あとは、うねに敷いてある黒いビニールを取り、いよいよ収穫の時です。
 一斉に畑を掘り始めると、きれいな色のサツマイモが続々と発見されます。根っこを頼りに「まだ続いている!」丁寧に一つずつ掘っていく子もいれば、「かぼちゃみたい!」「人形みたい!」と、形を楽しみながら掘っていく子もいて、それぞれが楽しんで掘っていました。顔よりも大きい物、何個もつながっている物、他の野菜に見えるもの、様々なサツマイモが収穫できました。今回収穫できたサツマイモは約100本。仲良く分け合って、1人4本くらい持ち帰ることができました。
 午後には、旧伊久美小学校の近くの、ヒツジを飼っているお宅へ向かい、エサやり体験をさせていただきました。サツマイモのツルや、クワの葉を差し出すと、ヒツジたちが寄ってきました。臆病なヒツジも多く、ツルや枝を少し動かすと逃げて行ってしまいましたが、全く怖がらないヒツジもいて、おいしそうに葉を食べていました。
 持ち帰るサツマイモは、「焼き芋にする!」「天ぷらがいいな」と、みんな食べるときのことを想像して楽しそうでした。サツマイモは、収穫したすぐよりも、数週間置いた方がおいしくなるので、食べる日が待ち遠しいですが、じっくり熟成させたいですね。

  • ツルを取る1
  • ツルを取る2
  • マルチを取る
  • サツマイモ掘り1
  • サツマイモ掘り2
  • 集合写真
  • 収穫したサツマイモ
  • ヒツジにエサやり1
  • ヒツジにエサやり2

サタデー日記

 サツマイモの収穫をしているときに、カマキリ・バッタ・カナヘビなど、様々な生き物が見つかり、サツマイモ以上にそちらに興味を示している子もいました。生き物と触れ合うことができるのも、大自然の中で活動するサタデーならではの良さなので、メインの活動も楽しんでもらいたいですが、生き物を介して他の学校・学年の子と交流するのもサタデーの楽しみの一つですね。

  • カマキリ
  • バッタ
  •  
  • コオロギ
  • カナヘビ

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