第3回『お茶摘みをして釜炒り茶を作ろう』(令和8年5月28日掲載)
開催日/令和8年5月23日
今回は、伊久美地区の茶園でお茶摘みをし、釜炒り製法と呼ばれる方法を体験しました。参加児童の中には、学校の授業などでお茶摘み・製茶体験をしたことがある子もいましたが、サタデーオープンスクールで行っているものはそれとは違い、貴重な体験となっております。
まずはお茶摘みですが、伊久美地区に約150年前から生えている、原種の茶畑でお茶摘み体験をしました。市内でもよく見かける列になった茶畑は『やぶきた』と呼ばれる品種で、品種改良されて生まれたものですが、今回お茶摘み体験をした茶畑は、品種が判別できないほど古い品種で、6~7種くらいが一株ずつ生えているそうです。色も様々で、緑茶の色だけでなく、赤や黄色味がかったものもあります。摘み方は通常のものと同じ『一芯二葉』と呼ばれる摘み方で、班ごとにおしゃべりもしながら楽しく手摘みをしました。
摘んだ茶葉は、そのままみんなで製茶をしました。今回行った釜炒り製法は、現在機械や『ほいろ』で行われている蒸し製法よりも昔に行われていた、熱した大きな釜で茶葉を炒る製法です。蒸し製法よりも手間はかかりますが、独特の香りと風味が特徴です。釜は熱いためしっかり軍手をして、交代しながら焦げないように炒っていきます。しばらく炒った茶葉に、講師の方が水を少量加え、揉む工程に移ります。昔ながらの洗濯板を使い、まとめた茶葉を揉んでいきます。炒って揉んでを繰り返していくと、徐々に茶葉の色や形が変わってきました。それと同時に香りも強くなっていき、軍手もいい匂いになりました。完成した茶葉は最後に乾燥させます。
午後は、なかなか聞けないお茶の歴史の講話を聴きました。難しい話もありましたが、島田市のお茶について初めて聴く話ばかりで、お茶や歴史が好きな子からは質問も出ていました。その後は、お茶の飲み比べをしました。今回の釜炒り茶・通常のやぶきた茶・藤枝かおりという品種の3種を飲み比べ、あとから飲んだものがどのお茶なのかを当てるクイズもあり、色・香り・味を確かめながら飲んでいました。
今回作ったお茶は、家に持ち帰りました。家でも、いつも飲んでいるお茶と今回のお茶の飲み比べを、今度は家族と楽しんでみましょう。
参加児童の感想文(一部抜粋)
・自分たちで作ったお茶は、少し苦かったけどとてもおいしく飲めました。
・お茶を採るのが楽しかったです。お茶を作るのが大変でした。
・一番楽しかったのは、お茶を揉むときでした。
・好きなお茶がもっと好きになりました。
・ドッジボールも楽しかった。みんなでUNOもして楽しかった。







