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平成30年度第1回初倉公民館運営審議会

第1回初倉公民館運営審議会の開催報告(平成30年7月6日更新)

出席者の氏名等 運営審議会委員:鈴木晴生、成岡俊壯、藤村雅彦、大塚光子、太田欣志、小林そとみ
オブザーバー:田代社会教育委員
初倉公民館:小玉センター長、西田館長
社会教育課:南條課長/計10人
公開の場合の傍聴人の数 0人
会議の結果

南條課長あいさつ
初倉公民館は、正規の係長が配属され、センター長と館長の体制になり3年目になる。市長も「地元の声を聴くために正規の係長を配属した」と言っているため、それが達成できれば喜ばしい。今後もご意見をうかがい進めていきたいと思う。先日、今井信郎伝の新刊が出たが、明治150年の節目の年でもあるため、地元の歴史を取り上げていくことも必要だと感じた。初倉地区は、お互いに自立して助け合っている土地柄だと思う。例として、子どもたちを見守る活動を自発的に行っている。また、はつくら寺子屋や放課後子ども教室「フレンズ」を実施している。教育に熱心で皆さんの心意気に支えられている地区だと思う。

委嘱状の交付/新委員3人
自己紹介、委員長・副委員長の選任後、以下の議題に入った。

議題
(1)平成29年度初倉公民館の事業報告について

  1. 公民館の利用状況
  2. 公民館講座
  3. 運営・施設管理に係るボランティア

(2)平成30年度初倉公民館の事業計画について

  1. 社会教育講座について
  2. 市民学級(あゆみ学級)について
  3. 高齢者学級(生涯学級)について
  4. 短期講座の開催予定について
  5. 里の楽校(児童センター共催事業)について
  6. はつくら寺子屋について

(3)貸館事業等について

(1)(2)及び(3)について別紙資料を基に初倉公民館から説明した。
話題に上がった質疑や感想、疑問点を次に記す。

  • 社会教育講座が2年前から有料になった。以前、他地域とのバランスを勘案したと説明されたが、今後値上げをしなければならないのか。(委員)
  • 他地域というより、金谷宿大学等との公平性が理由。市の社会教育講座は大きく3種類ある。1.島田楽習センターの講座。2.金谷宿大学。3.公民館の社会教育講座。公民館講座は当時無料だったが、それ以外の講座は1回400円だった。負担の公平性の面から行政改革で意見が出た。いきなり1回400円では変化が大きいため、当面半額とした。また、無料の講師(市の職員等)であれば、受講料を無料とした。有料の講師を呼ぶ場合については、1回200円とした。内部で議論したが、当面は現状維持としたい。いつ財政負担の話が再燃するかわからないが、むしろ心配されるのは施設使用料の減免。公民館は中学校区毎に設置されている。初倉公民館であれば、初倉中学校区の人が9割以上を占める団体が利用する場合は無料。他地区の人が参加し島田市民が9割以上の場合は半額。プラザおおるり、夢づくり会館、チャリム等の文化施設も学習活動や市民活動を実施しているが、地区を特定した減免は無い。公民館使用料の無料は不公平にならないか議論になっている。市民会館が閉鎖され、島田第一中学校及び第二中学校区の集会機能が低下している。この学区には公民館が無い。市民会館は公民館の役割を果たし無料であったが、プラザおおるりは有料。中心市街地は無料で使える施設が無く、周辺地域は無料で使えることが議論になっている。消費税が増税されると、料金や減免制度の話が再燃するのが常なので注視してほしい。(課長)
  • 市民学級や高齢者学級の1,000円の受講料は、銀行で手数料が発生したり市の仕事が増えるためどうなのかと思った。(委員)
  • 金谷宿大学等では、年6,000円から8,000円の受講料が発生している。無料で開始したものを有料化するのは難しいところがある。市の出前講座等、無料の講師を活用すれば負担を軽減できる。工夫次第。(課長)
  • 平成29年度の公民館の貸館実績では、約9割が無料で使用されている。(初倉)
  • 課長のあいさつにあったが、歴史講座を開催したい。その場合、市に依頼するべきか。どこに話をするべきか。(委員)
  • 社会教育講座として公民館で実施したらどうか。共催でも可能。来年度、当施設が10周年を迎えるため、記念事業と合わせて実施しても良い。(課長)
  • 協議したい。昨年、お話をいただき短期講座での実施を検討したが、講師が忙しくて開催できなかった。(初倉)
  • 有料無料は別としても、公共施設をこれだけ利用しており、費用対効果は高いと思う。一つの地域でこれだけの施設があれば有意義だと思う。今回説明されるまで、公民館がこれだけ活動していることを知らなかった。初倉地区の何か特性はあるのか。
    公民館から、高齢者は増加しているが高齢者学級の受講生は減少している説明があったが、明らかにそう思う。移動手段が問題なのか、内容やPRが問題なのか。市では、要望を日常的に把握しているのか。(委員)
  1. 全ての社会教育施設でアンケートを実施する予定。1.施設を利用したときに意見を聞く。
  2. 講座受講生に満足度調査を実施する。その満足度を年々上げていくことを実績としたい。
  • 高齢者の件は、社会教育だけでは動向を分析できない。地区で高齢者の見守り等を実施しているが、そことの関係性はどうなのか。そちらに多くの高齢者が行っているのか、近くが良いのか。中身に魅力が無いのか。丁寧に高齢者所管課と一緒に調査しなければならない。(課長)
  • 昨年比で地区のシニアクラブ会員が約50人減少した。市全体でも同じく減少している。勧誘しても入会しない。(委員)
  • 六合地区は、老人クラブの会員は減少しているが高齢者学級は活性化している。内容が良ければ集まる。伊久身地区は老人クラブを解体し、高齢者学級も無かった。昨年から高齢者学級を始めたところ喜ばれた。皆さんが集まる学習機会は必要とされている実感はある。求められているやり方を皆さんと探っていきたい。(課長)
  • 地区の公会堂では近くの人しか来ない。10年前にできた組織の活動と価値観が違ってきている。構成している人の価値観に応じて変化していかないと事業の継続が難しい。継続することに意味があるのではなく、見直しをしなければ大変なことになる。(委員)
  • 初倉公民館の利用率は高いが、他の社会教育施設で利用が少ないところがある。各町内会は集会所を所有しているため、少人数の会合はそこでおこなっている。社会教育施設の集会室を使う必要が無い。公民館の利用価値を考えたとき、地区の集会所とのすみ分けをしていかないとならない。キーポイントは、色々な人が来たくなる施設。初倉公民館は、子どもから高齢者まで来ている。小中学生の来館が多く、遠方からも視察に来る施設である。(課長)
  • 勤務してみると、乳児から高齢者まで全ての年代が利用していることにびっくりした。児童センターがあるため就学前の子どもが多い。また、小学校が隣接しているため来館が多い。寺子屋を実施することで子どもが来て当たり前になっている。更に中学生がボランティアを行い、高校生が夜間に勉強に来ている。大人はコミュニティア委員会の若手を中心にイベントの話し合いをおこなっている。そこから民生委員や町内会長に繋がり、市民学級や高齢者学級に参加して上手くいっている。40歳、50歳代の中間層の利用が少ないが、バランス良く来ている。待ちの姿勢ではなく、改善すべきところは変えていかないと淀んでしまう。(初倉)
  • 仕事や年代により初倉公民館を身近に感じることなく生活している人は大勢いる。コミュニティ委員会に参加することで解消できる。(委員)
  • 利用が少ない年代のニーズを調査して、きっかけづくりをすることは良いこと。自主性を大事にして、初倉公民館の講座が、地域を学んでいく場、30歳40歳代も来るような内容にすれば公民館を知ってもらえる。(課長)
  • シニアクラブから高齢者学級に繋がるシステムになっている。シニアクラブに入らないことが問題。イベントを固定すると人は来ない。自由に出入できるサロンであれば来るかもしれない。(初倉)
  • 例えば、初倉公民館で詩吟サークルが活動している。詩吟を聞きたいが、公民館まで行くことができないので地区公会堂で実施してほしいと意見があった。高齢者は初倉公民館まで来ることが大変。地元であれば気軽に参加できる。小さな会場を利用したいが、どのようにしたらよいのかわからない声がある。詩吟等の活動を地元の人が知ることで、繋がりが広がっていく。初倉公民館で活動していることを知らない人が多い。小さな公会堂でも発信できればよいと感じる。公会堂が高齢者の居場所になれば良いと思う。(委員)
  • 地元の集会場が認知されていない。集会所でおこなう出前講座等のコーディネート役を初倉公民館が担うこともできる。(課長)
  • 初倉公民館では、詩吟、ハンドベル、コーラス等がサークル活動をしており、各団体も地元で発表する機会を望んでいると思う。(初倉)
  • 普段は身近な公会堂で活動し、大きな行事は初倉公民館を利用する形でも良い。(課長)
  • 以前、家庭科室が小学校に無かったため初倉公民館を利用していた時期がある。学校の近くにあることで、子どもが来やすい居場所になっている。(委員)
  • 居場所づくりを地区社協で検討しているが、お世話をする人がお世話される人に回っている。男性が少ないことが課題。(委員)
提出された資料等 第1回初倉公民館運営審議会次第
初倉公民館運営審議会資料
会議を所管する課の名称 社会教育課(初倉公民館)TEL 38-0002
その他必要な事項 なし

第1回初倉公民館運営審議会の開催

会議の名称 第1回初倉公民館運営審議会
開催日時 平成30年6月19日(火曜日)午後3時00分~4時30分(予定)
開催場所 初倉公民館(2階)第5集会室
会議の議題
  1. 平成29年度の事業報告について
  2. 平成30年度の事業計画について
  3. その他(委員からのご意見・提案等)
会議の公開または全部もしくは一部の非公開の別 公開
会議の全部または一部の非公開の理由 なし
公開の場合傍聴人の定員 なし
傍聴手続き なし
会議を所管する課の名称 社会教育課(初倉公民館)TEL 38-0002
その他必要な事項 なし

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