はじめに
平常時には、「医療に対する需要」と「医療資源(医療従事者・医療設備)」の需給バランスは保たれています。しかし、大規模災害時には、そのバランスは、必ず大きく崩れてしまいます。「崩れたバランスの補正を行うこと」これが災害時の医療救護体制を考える上で重要となります。
災害時医療救護体制
大規模な災害が発生した場合、多くの人が一度に負傷し、病院や診療所が大混乱することが予想されます。
市では、このような場合、市長の指示により、地域の診療所を閉鎖し、小学校などの公共施設に「救護所」を開設することになっています。
救護所とは・・・
救護所には、医師・看護師などが出動して次のような医療活動を行います。
- 重症患者、中等症患者、軽症患者の振分け(トリアージ)
- 中等症・重症患者の応急処置と救護病院(市立島田市民病院)などへの搬送手配
- 軽症患者の応急処置
島田市が指定する救護所6ヵ所
- 島田第一中学校
- 保健福祉センター
- 六合公民館
- 初倉公民館
- 金谷小学校
- 川根小学校