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光化学スモッグ

  • 自動車や工場の排ガスに含まれる窒素酸化物や炭化水素などは、紫外線で光化学反応をおこし、「光化学オキシダント」を生成します。この「光化学オキシダント」は、窒素酸化物や炭化水素の大気中濃度が高く、紫外線の強いときに濃度が濃くなり、白くモヤがかかったようになります。この状態を「光化学スモッグ」と呼んでいます。「光化学スモッグ」は、人体への健康影響のほか、農作物など植物へも影響を与えることがあります。
  • 「風が弱い」「気温が高い」「日差しが強い」ときに発生しやすくなるため、夏は注意が必要です。特に、遠くの山や建物がいつもより見えにくいなど、もやのかかったような視界の悪い日には、十分注意しましょう。

健康被害の症状

「目がチカチカする」「のどが痛い」「呼吸が苦しい」など、目やのどの粘膜に対する被害が報告されています。症状が出た場合は、水道水で洗顔とうがいをして、涼しい部屋で休息してください。それでも症状が治まらない場合は、耳鼻科や眼科、呼吸器科を受診しましょう。

注意報

光化学オキシダント濃度が高くなり、健康や生活への被害が生ずるおそれがある場合は、注意報などを発令し、テレビ・ラジオ・同報無線・学校等を通じて、みなさまにお知らせします。
注意報が出たら、外出を控え、窓を閉めて外気を遮断し、屋外での激しい運動は避けましょう。また、できる限り自動車の利用を控えてください。

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