光化学オキシダントとは
光化学オキシダントとは、工場の煙や自動車の排気ガスなどに含まれている窒素酸化物や炭化水素などが、太陽の紫外線を受けて光化学反応を起こして生成する酸化性物質の総称です。
日差しが強い季節になると光化学オキシダントが発生しやすくなります。大気中のオキシダント濃度が高くなると、目がチカチカしたり、のどが痛くなったりするなどの健康被害を引き起こすことがあります。
光化学オキシダント監視強化期間
静岡県では、県下19か所に光化学オキシダント濃度の自動計測機を設置しており、オキシダント濃度の常時監視を行っております。さらに、5月から9月にかけてを「光化学オキシダント監視強化期間」と定め、大気中のオキシダント濃度が0.120ppm以上になると注意報を発令して、県民の皆さまに注意するよう呼びかけております。
令和2年度の光化学オキシダント監視強化期間(令和2年5月12日掲載)
5月1日(金)~9月30日(水)
注意報発令時の島田市の対応
光化学オキシダント注意報は県の定めた発令地区ごとに行われます。島田市は全域が志太・川根地区に属しており、注意報が県から発令されますと、同報無線で皆さまにお知らせするほか、学校や保育園などにも担当部課を通じてお知らせして注意喚起いたします。
光化学オキシダント注意報が発令されたときは
注意報が発令されたときは、なるべく外出や屋外での活動は控えましょう。また、目やのどに刺激を感じたら、すぐに洗顔やうがいをしましょう。それでもよくならないときには医療機関への受診をお願いします。
万一、身体に異常を感じるようなことがあった時には、島田市環境課にもお知らせください。