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平成28年度第3回社会教育委員会開催

平成28年度第3回社会教育委員会開催

会議の名称 平成28年度第3回社会教育委員会
開催日時 平成28年9月28日(水曜日)午後7時から
開催場所 島田市役所金谷公民館(2階)会議室3
会議の議題
  1. 家庭教育支援の在り方について
会議の公開または全部もしくは一部の非公開の別 公開
公開の場合傍聴人の定員 3名
傍聴手続き なし
会議を所管する課の名称 島田市教育委員会社会教育課(TEL 46-5625)

平成28年度第3回社会教育委員会開催報告(平成28年10月7日掲載)

出席者の氏名等 社会教育委員/坂部泰男、鈴木尚子、園田隆之、登澤正実、廣瀬佳朗、今村真弓、田代保廣、北川美幸
教育委員会/南條社会教育課長、坂巻青少年係長、河野青少年係主査、伊藤社会教育係長/計12人
公開の場合の傍聴人の数 0人
会議の結果
  1. 家庭教育の在り方について
    • 前回の会議を受けて、家庭教育について掘り下げたいということを教育委員会でお話ししたところ、ぜひそれでお願いしたいということだった。家庭教育の現状を探り、これからどうしていこうかを考えていく形がいいかと。任期を跨ぐことになるかもしれないが、評価していただくものができたらいいかなと思う。
  • 青少年係(坂巻係長、河野主査)から家庭教育関連の事業内容について説明した。
    「子育て講座等開講事業」「家庭教育学級事業」「子どもの読書活動推進事業」
    • 切れ目のない子育て支援として、10事業がある。お父さんを含め“親力”を付けてもらう。
    • ペアレントサポーターを17名委嘱しており、お母さん達の支援として子育て広場や親学講座に関わってもらっている。家庭教育学級のなかで、つながるシートを活用した講座のファシリテータ-役を担ってもらっている。
    • 家庭教育学級及び家庭教育講演会について説明した。
    • ボランティアによる「おはなし会」の開催状況及び市内の小学校でのボランティアを含めた読み聞かせボランティアの研修・講習会を実施するなどの支援策を説明した。
  • 委員からの質問、感想など
    • 「家庭教育の在り方について」が諮問事項と捉えていいか。
      →主要テーマでいいと思う。
    • 事業の説明だけでは課題がみえない。こういう課題があるので、考えてほしいなら判るが。
      →それぞれの立場での課題として捉えている部分はあるが、手詰まりの状況である。全体を俯瞰してみている人がいないのが現状。
    • 問題、課題の洗い出しからしてほしいということか。
      →前回の諮問時もそうだったのではないかと。共通の課題が判っている人はいないのでは。
    • 家庭教育が一番基本。子育て、親に対する支援ということか。
      →子育て応援課と社会教育課はやっていることが重なっていると予算要求時に財政当局からよく話しがあるが、社会教育課は、子ども達に対する直接の支援策は少ない。家庭教育の難しいところは親だけみてればいいわけではないところ。
    • 人間関係を深めさせることが重要ではないかと思う。
      →コミュニケーションを取り入れた講座が増えてきている。アイスブレイクを取り入れて、心ほぐしや仲間作りを講座の始まりに講師が行ってくれる。
    • 支援学級が3クラスあるところがあるが、学区の子だけか。
      →地区の学校の子が集まっていると思う。普通学級にいる支援が必要と思われる子への学校へ上がる前からの支援が喫緊の課題と思われる。
    • 課題がみえないなかで、子どもと接する機会のない私には、なかなか難しい。説明してくれた内容について質問することは可能だが。例えば、参加人数についてのことや、「おはなし会」がまちなかでは行われていないことなど。
      →課題があるから事業を行っているわけで、事業の概要だけでなく、なぜ、この事業をやっているかの説明が必要ですね。当課で把握している問題点としては、生後2~3ヶ月の赤ちゃんのいるお母さんのストレスが大きい点とすべての親御さんと接することのできる3歳児健診以後の対応。支援が立ち消えてしまう点である。あと、小1と中1の節目のところにも課題があると感じている。全体を俯瞰してみることもできていない。そういうことを皆さんに理解していただき、ご意見をいただくことも必要。
    • 今、島田市の子どもがどうなっているのか関係課から情報がほしい。
      それを聞いて、私たちが俯瞰して議論することはできるのかも。幼稚園・保育園のところの家庭教育について、市の関わりが空白では。
      →各課に説明してもらうかは別として、どのような課題があるか情報を集めて、次回説明する。そのなかで、社会教育委員会として、議論できる部分を協議していただくような形が如何か。
      →資料3で県社会教育委員会の報告書を配布しましたが、こちらも課題をある意味自分たちで掘り出したようである。
    • 以前にも、子ども達の状況について、担当課の方から説明をいただいたことがある。質問としては、私の住んでいる地区の人間がどれくらい参加しているのかが気になる。せっかく良い事業を実施してもらっているので、会場についても考えてもらえれば。
      →次回、地域的な参加率などもご提示したい。県内では川根本町が子育てしやすい町として新聞に掲載されていたが、地域性も関係するのか。都会の夫婦だけで子育てするのと家族、親戚等の関わりを受けた田舎での子育て。家庭教育を考えるうえで頭に入れておく必要があるかもしれない。
      →事業を実施し、参加人数も載せているが、募集しても興味があるアンテナの高い方が参加され、支援が必要な方や参加してほしい方がどれだけきてくれているかということが課題である。
      →今行っている事業に効果があるのか、アンケートを取るなど分析しているので、その辺りを今度説明します。
    • 私の子育てのときよりも充実した事業展開で感心している。授業参観でもそうだが、出てくる親は決まっている。本当は来てほしい親を引っ張り出すのは課題である。3歳児から小学校に上がるまでの間に、発達支援センターが活用されていたような気がする。発達障害のある子と家庭での問題により出来ないことがある子とは違うので、関わり方が違うのかなと。
      →幼稚園の段階で、みんなで関わって親の同意を得ながらカルテを作って、小学校にそのまま上げていく。中学では少し形を変えて、移行計画、卒業するためのものにしていく。それは、高校や社会教育に引き継いでいく。
    • 年代によって担当課が代ることで、支援が切れてしまうことは問題だなと思う。そのようなカルテがあって、引き継いでいけるのはいいことだなと感じる。
      →切れ目のない支援です。グレーの子の支援をいつ始めるかが課題である。
    • 母子手帳の書くところは7歳まであるのに、3歳の健診時にぷつっと切れてしまうのが不思議。
    • 私も仕事柄、毎日のように親子と付き合っているので、専門にやっている人たちに対して、こうしたほうがいいとはおこがましくて言えないが、参加している人の生の声や主催者側の課題を聞くことができれば自分の立場から助言ができるのではないかと思う。また、講座に参加している人は被っていると思うので、実際の実人数はもっと少ないかなと。問題のある子のお母さんをいかに引っ張り出すか。必要な情報を必要な人に伝えることが大事。
    • 幼稚園、保育園に上がったあとが空白という話しがあったが、幼稚園、保育園の先生方もプロなので全力でやっている。お母さんに伝えたときの反応もいろいろなので、苦労していると思う。市との連携が必要と思う。
      →そこはどこの市も苦労している。中には信頼関係ができている市もあるので、何とか連携を図っていけば、よい方向に進むのではないか。
【その他】
  1. 平成28年度中部地区社会教育委員連絡協議会合同研修会について
    • 研修内容の説明と出欠席等について報告依頼を行った。
    • 西澤前委員の功労者表彰が決まり、研修会時に表彰されることを報告した。
  2. 第58回全国社会教育研究大会千葉大会兼第47回関東甲信越静社会教育研究大会について
    • 坂部委員長、園田委員、田代委員、伊藤の参加することになったことを報告した。
  3. 第34期静岡県社会教育委員会報告書について
    県の社会教育委員会の報告書を参考にしてほしい旨のお願いをした。学校を支えたいと当課も思っていて、何ができるか模索している。
    • 学校評議員会に参加してみることもいいかと思う。
    • あいさつ運動に参加しても、あいさつする子としない子の違いは何なのかと思う。
  4. 来年度の関東甲信越静社会教育研究大会静岡大会の実行委員会の報告
    • 坂部委員長が出席されたので、その報告があった。
    • スタッフとして、島田市では社会教育委員長と社会教育課担当が割り当てられた。
    • ノーベル賞の名城大学の天野教授の記念講演が予定されている。
提出された資料等
会議を所管する課の名称 島田市教育委員会社会教育課(TEL 46-5625)
その他必要な事項  

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