委員長あいさつ
例年は、相撲の名古屋場所の時期に暑くなってくるが、今晩は暑い中お集まりいただきありがとうございます。家庭教育に関する協議を今日も続けるが、今までの意見に対する対応をまとめていくのでお願いしたい。県の社会教育委員総会が延期になり、今日はその報告を予定していたができなくなった。まだ変更日程は決まっていない。来月、藤枝市のBiviで開催される志太地区の研修会は是非出席をお願いしたい。
議題
事務打合せ事項
- 平成30年度中部地区社会教育委員連絡協議会志太地区社会教育委員研修会について(7月13日藤枝市開催)
藤枝市の駅南図書館と藤枝産業大学の駅前キャンパスが会場。午前の各市の活動紹介は、青山委員が担当。公用車の送迎、現地へ直接来る方といる。集合時間と場所の通知をして欲しい。
これについては7月になってから通知する。
- 平成30年度中部地区社会教育委員連絡協議会小笠地区研修会(7月12日御前崎市開催)
出席希望について伺ったが、現時点で出席希望なし。
- 県社会教育実践研修(8月29日、8月30日掛川市開催)
県から出席者照会あり。希望があれば申し出をお願いしたい。初任者ではなく、中級者が対象である。
- 成年年齢引下げを見据えた環境整備に関する関係府省庁連絡会議の工程表
民法改正により成人年齢が20歳から18歳に変更されるが、それに伴う国の動きについての一覧が示された。
- その他、島田の教育、家庭教育講演会(アンガーマネジメント)チラシ、島田市平和のつどいチラシを配布。
協議事項
(家庭教育の在り方について)
資料により前年度に行った0~2歳児の家庭教育に関する協議記録を読み上げた後、ペアトークを行った。
- Q1:どういうふうにしたら望ましいのか。
- 子どもが産まれる前は、大家族との同居が嫌だと思いがち。生まれてみると、非常に助かり安心して子育てができるもの。家族で住むことを推奨したい。いろいろな人と関わることは自然でもある。
- 不登校の子どもが存在することは事実であるが、それは悪いことなのか。精神科医の講演で、悪いことでもない。じっと待つことも親の支援、という見解があり、感銘を受けた。親は子の変化を望むものだが、変化しなくてもよいということであった。
- 発達障害者は10人にひとりの割合で出るものだが、広く知られていない。関係機関が率先して支援していくことが必要か。ICTの進展が目覚しく、教育も情報化していく。教師の役割もメンター化していく。
- 教育要綱の改定で、覚える能力から解決する能力へシフトする。
- 愛情を持って、協力して夫婦でこどもを育てることが大事。子育てはお母さんの仕事、お金を稼ぐのはお父さんの仕事、ではいけないのであるが、なかなかない。
- 愛を持って子育てをできる親を育てることが大事。
- 父親の関わり方、立場が問題。妻が苦しいのは父のせいだが、それは会社が悪い。妻の役割が問題化し、母のあるべき姿が出てきても、父のあるべき姿が出てこない。
- 母親が3歳まで我慢することが大事。子どもも我慢できなくなる。我慢のあとに見返りがあることも教えたい。
- お母さんは一杯一杯。そこに出てきてくれるバァバの施設が必要。
- Q2:夫婦でともに愛情を持って育てるには。(特に父親)
- 父親がよく動くのは母親次第。立てる、誉める。母力を上げることが必要。
- 核家族では、何かとエスカレートしやすい。やはり大家族がよい。
- 男性も最近改善されてきている。スーパーでも見かける。
- お母さんたちは輪になっているが、お父さんたちは。最初は嫌なのかもしれないが。父親も情報交換が大事。
- お父さんが、手伝ってやっていると思っていると上手くいかない。一緒に育てている、というのが大事。
- お母さんが、お父さんにやってほしいことを素直に伝えることが大変。話し合える関係が愛情子育て。傾聴力。・・・我々の子育てと違ってきている。
- 叱る、誉めるはどちらだけでも駄目。父親は厳しく話すのがよいけれど、母親のフォローが必要。理由を伝えることも大事。厳しくすることも愛情のうち。
- 自営業では、ちょっと仕事を抜けて小さな子の面倒を見ることはよくある。妻は楽だったのでは。
- つわりが酷く周りが協力してくれた。
- 育児休暇は、お父さんにも一般的になればよい。
以上で閉会(20時40分)
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