トイレカー能登半島地震支援について
市では、令和6年能登半島地震の被災地を支援するため、静岡県を通じて石川県穴水町からトイレカーの派遣要請を受けて、1月10日(水)から、職員を含めた派遣を行っております。
これまで市内のイベント、防災訓練等での展示や利用はありましたが、被災地に派遣されるのは初めてです。
現地では、余震が続く緊迫した中で、不安で避難生活を続ける人がたくさんいます。
そんな中でトイレの不備や不衛生さか深刻な課題となっており、特に高齢者等を中心にプライバシーを確保し、安心して利用できるトイレカーの利点を生かし、派遣職員を中心にトイレカーの管理運営を行っております。
現在は、穴水町B&G海洋センターに駐車し、24時間利用可能としています。(し尿処理は、地元業者によりバキュームの汲取り実施)
なお、トイレカーの派遣(設置)期間は令和6年3月26(火)日までを予定しています。
【トイレカー被災地支援】
派遣期間1月10日(水)~3月26日(火)派遣人数延べ62人(3月26日予定)
トイレカーの概要
約1,000回の使用が可能です。
トイレブース(個室)は、男性用と女性用(多目的トイレ)水洗式トイレの分離型です。
- 男性用:大便器1基、小便器1基
- 女性用:大便器2基
- 多目的:大便器1基(オストメイト対応)
3tトラック(全長7,030mm全幅2,230mm全高3,230mmがベース車両となり、荷台部分にトイレの設備を設置しています。
清水タンク730ℓ、便槽タンク1,046ℓ、蓄電用ソーラーパネル搭載です。