国土利用計画島田市計画は、土地基本法における土地についての基本理念(公共の福祉の優先など)を踏まえ、国土利用計画法第8条の規定に基づき、島田市における土地の利用に関する基本的事項を定めるものです。
当市のまちづくりにおいて、第2次島田市総合計画の策定や都市計画マスタープラン(平成22年策定)の見直しなど、今後の市の方向性を示す重要な時期を迎えていることから、平成37年度(2025年度)を目途とした新たな国土利用計画を策定しました。
土地利用の基本理念
土地は、市民生活及び産業・経済活動の共通の基盤です。
豊かな緑や水辺環境を良好に維持し続け、大井川の川越しをはじめとする由緒ある歴史と地域が持つ固有の文化がもたらす個性と魅力を活かしながら、公共の福祉に配慮しつつ、奥ゆかしさとにぎわいの調和がとれた土地利用を図ることを基本理念とします。
土地利用の基本方針
本市の土地利用は、市民意識調査の結果や計画策定の背景、土地利用の基本理念などを踏まえ、次に示す基本方針に基づき、長期的展望のもと、総合的かつ計画的に行うものとします。
- 大規模災害に備えた安全な土地利用
- 活力あふれ持続的な成長を確保する土地利用
- 自然と共生し快適でうるおいのある土地利用
- 地域の魅力や個性を活かした土地利用
- 市民や地域が主体的に参画して進める土地利用
利用区分別の土地利用の基本方針
土地の利用区分は以下の7区分とします。
- 農用地
- 原野等
- 森林
- 水面・河川・水路
- 道路
- 宅地(住宅地・工業用地・その他の宅地)
- その他
地域類型別の土地利用の基本方向
土地利用の特徴を踏まえながら、市域を以下の地域類型ゾーンに区分し、ゾーンごとに特徴ある土地利用を展開します。
- 自然保全ゾーン
- 集落ゾーン
- 市街地ゾーン(川根、金谷、中心市街地周辺、六合、初倉)
- 中心市街地ゾーン(島田駅・市役所周辺)
- にぎわい創出ゾーン
- 空港周辺ゾーン
地域別計画
市民生活に身近な地域ごとの土地利用の方向性を、第2次島田市総合計画などの諸計画と連動した地域別計画を設定します。なお、地域区分については、既存の地域コミュニティや中学校区、地形・地物や土地の利用状況などの特性を考慮し、市内を以下の6地域に分けています。
- 川根地域
- 伊久身・大長地域
- 金谷地域
- 旧市内・大津地域
- 六合地域
- 初倉地域
計画等のダウンロード
このページで紹介している計画等は、こちらからダウンロードできます。(すべて別ウインドウで開きます)