発電システムの起動ボタンを押して竣工を祝う関係者
川根温泉メタンガス発電施設が竣工しました。同施設は、温泉井戸から湧出している温泉付随ガスを利用して発電し、川根温泉ホテルで使用する電力の約6割をまかなえるシステムです。また、発電で発生する熱を回収して、ふれあいの泉にもエネルギーを供給します。これは、鉱業法改正による特区制度で採掘権を取得した、全国初の事例です。
さらに島田市は、2030年度の日本全体の温室効果ガスの排出量を、2013年度比で26%削減する国の目標に向けた国民運動「クールチョイス」の推進を宣言。ふるさと大使の別所哲也さんも、省エネ・低炭素型の温暖化対策につながる「賢い選択」を、ビデオメッセージで訴えてくれました。
式典で染谷市長は「今後は、観光と環境が共存した『先進モデル』として、これまで以上に川根温泉を全国発信していきたい」と話しました。
クールチョイスに向けた別所氏からのビデオメッセージ