特定保健指導とは
特定健診の結果により、生活習慣病の予防の必要性が高いと考えられる方には、「特定保健指導」が行われます。健康的な生活を送るための知識や生活習慣病の発症や重症化を予防するための大切な機会です。対象となる方には、ご案内をしますので、必ず説明を受けるようにしましょう。
特定保健指導の判定方法は、次のとおりです。
実施体制
実施時期
随時
実施場所
島田市保健福祉センターほか
実施機関
島田市国保年金課保健事業係
判定方法
リスクに応じて特定保健指導対象者が分けられます。
ステップ1.
腹囲とBMIで内臓脂肪蓄積のリスクを判定
- 男性の腹囲85cm以上、女性の腹囲90cm以上
- またはBMI25以上
ステップ2.
健診結果と問診表で追加リスクをカウント
- 血糖値
- 中性脂肪またはHDLコレステロール
- 血圧
- 喫煙歴
ステップ3.
ステップ1、2から保健指導のレベル分け
- 積極的支援(メタボリックシンドロームの危険性が高い方に対し、保健師・管理栄養士等により生活習慣改善に関する3ヶ月以上の継続的な支援が行われます。6ヶ月後に健康状態や生活習慣が改善されているかの確認をします。)
- 動機付け支援(メタボリックシンドロームの兆候が現われ始めた方に対し、保健師・管理栄養士等から生活習慣改善についての指導が行われます。6ヶ月後に健康状態や生活習慣が改善されているかの確認をします。)
- 情報提供(上記以外の方全員が対象です。パンフレットなどで情報提供します)
※メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖・高血圧・脂質異常を併せもった状態のことです。
医療機関への受診の必要性がある場合は、「受診勧奨」と通知されます。
血糖・脂質・血圧のいずれかの薬剤治療を受けている場合は、保健指導の対象となりません。
65~74歳の人は、積極的支援となった場合も動機付け支援の対象となります。
自己負担金はありません。
なお、保険者の判断により、動機付け支援・積極的支援の対象以外の人に対しても保健指導を実施することがあります。