がけ崩れの恐れがある危険な場所などから、安全な場所へ住宅を移転する場合に、補助を受けることができます。
補助の対象
次のいずれかに当てはまる住宅です。
- 昭和29年3月以前に建てられた、勾配が30度、高さが2メートルを超えるがけに接して建つ住宅。
- 静岡県が指定する災害危険区域内に、指定前に建てられた住宅。
- 静岡県が指定する土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)内(指定される見込みのある区域を含む)に、指定前に建てられた住宅。
災害危険区域、土砂災害特別警戒区域
静岡県のHPをご参照ください。
- 災害危険区域(別ウィンドウが開きます)
- 土砂災害特別警戒区域(別ウィンドウが開きます)
静岡県統合基盤地理情報システム
- 静岡県建築安全推進課トップページにアクセス(別ウィンドウが開きます)
- GIS(静岡県統合基盤地理情報システム)をクリック
- 表示された利用規約を読み「同意する」をクリック。GISが開く
- 上部にある「索引図」をクリックして、確認したい地域を表示させる。
- 「情報を選ぶ」ボタンをクリックして「災害危険区域等」を選ぶ
補助額
除却費
- 危険な場所に建てられた住宅を取り壊す費用に対する補助:97万5千円
建設助成費
金融機関等から借入をした場合の利子(上限8.5%)に対する補助
- 安全な場所に住宅を建てるために土地を購入する費用に対する補助:206万円
- 安全な場所に住宅を建てるために土地を造成する費用に対する補助:60万8千円
- 安全な場所に住宅を建てたり、住宅を購入する費用(購入時に改修する費用を含む)に対する補助:465万円
建設助成費は、金融機関等から借入をしない場合は補助の対象になりません。
補助の流れ
事前相談
補助の対象となるかどうかを調査します。また、補助について詳しいご説明をします。
補助の申請
予算が用意されていない場合があります。申請の受付は予算が用意された後になります。
事業の実施
住宅の取り壊しや安全な場所の土地・建物の購入などは、補助金の交付決定後となります。
住宅の取り壊しと安全な場所への移転などは、すべて補助申請した年度内に完了する必要があります。
完了の報告
住宅を取り壊した費用の領収証の写しや、金融機関等の融資証明書が必要となります。
補助金の請求
補助金は、すべてが完了したことを確認した後に支払われます。
その他
- 危険な場所に建物を残すことはできません。跡地は畑や駐車場としてご利用ください。
- 跡地に、建物は建てられないことをお知らせする看板を設置させていただきます。
- 新たに住宅を建設する場合は、省エネ基準へ適合することが条件になります。