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子どもの発達相談FAQ

子どもの発達相談

子育て応援課ではこのような子育てについての相談を受けています。
子どもの育ちには個人差がありますので、Q&Aはあくまで一例です。
子どものこと、子育てのこと、子どもの発達のことで気になること等、何でも相談できます。公認心理師、言語聴覚士、教諭、保育士がお話を聞かせていただきますので、まずは一度、気楽に電話してみてください。

子どもの発達についてのFAQ(よくある質問)の一覧

泣くばかりで何をしてほしいのかわからないときがあります

Q:

1歳2か月の子どもが、ほしいもののそばまで私の手を引っ張って声を上げて泣くばかりで、何をしてほしいのかわからず困ってしまいます。上の子が同じくらいのころには、指差して教えてくれたのですが。

A:

お子さんが何をしてほしいかわかったら「このつみきが、ほしいんだね」と気持ちを声にしてあげましょう。その後、お子さんの手を持って指を差すやり方を教えてあげて、「はい、つみきどうぞ!」と、笑顔でわたすようにしてみましょう。
お子さんとやりとりを楽しみながら、どう伝えるとよいのか見本を見せること、少しでもできたら褒めてあげることが大事です。

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他の子に比べて、言葉を理解していない気がします

Q:

子どもが1歳7か月になります。健診や支援センターで、同じくらいの子は「おちゃ」や「わんわん」と言われて指差すなど理解しているようなのですが、うちの子はわかっていないようで、心配です。

A:

子どもは興味のあるものだと言葉を覚えやすいです。
興味を持てるように肩にふれたり、見てほしいほうを指差すなど注意を引いてみましょう。おひざにのせて絵本を読むときなども「わんわん、かわいいね」と親も一緒になって楽しみながら声をかけることが大事です。
また、ゆっくり・はっきり・短めに・感情豊かに・動きをつけて声をかけると聞きやすいです。お子さんが小さいときは、意識して大げさなくらいわかりやすく話しかけてみてください。

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言葉を理解はしているようですが、話せる言葉があまり増えません

Q:

子どもが2歳になるのですが、「パパ」「ママ」「じーじ」「くっく」など単語をいくつかと、それ以外は「あー」というような声しか話しません。言葉を聞いて理解することはできているようですが。

A:

声を出すことがまだ上手でなく、はっきりした言葉になっていない状態かと思います。
お子さんがなんと言いたいかわかったら「お外行きたいんだね!」と言葉にしてあげましょう。無理に言い直させるのではなく、表情などで「気持ちは伝わったよ」ということをお子さんに伝えるとよいでしょう。
そうすると、お子さんは気持ちが伝わったことが嬉しくて何度も声を出すようになって、だんだん話すのが上手になっていきます。

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言葉がはっきりせず、聞き取りにくいことがあります

Q:

子どもがもうすぐ3歳で、言葉をたくさん話すようになったのですが、「さ」が「しゃ」になったりはっきりせず、家族以外には聞き取りにくいことがあります。練習をさせたほうがいいでしょうか、まだ様子をみてもいいでしょうか。

A:

3歳ごろはまだ「さ行」が「しゃ・しゅ・しょ」になったり、「ら行」が難しかったりと、発音ははっきりしないことも多いです。
家族の方とは会話できるなど、発音以外はできているようでしたら、あまり心配しすぎず、気になるようでしたらご相談ください。
ラッパのおもちゃや、ストローで吸う、よく噛んで飲み込む、など、口の周りを使うことで口を使うのが上手くなり、話すのが上手になります。

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イタズラをすることが増えました

Q:

最近イタズラが多く、こちらの反応をみてわざとやっているような気がします。

A:

イタズラをして反応を楽しむのは成長の過程で出てくることがあります。
「こらー!」とどなったり、あやすように注意すると、「かまってくれて楽しい」と思い、もっとイタズラするようになるかもしれません。
静かに「こっちで遊ぼうね」と止め、その分イタズラをしていないときにたくさん遊んであげましょう。
そうすると「イタズラしないほうが楽しい」と思い、だんだんイタズラに飽きていきます。

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「いや」といろいろなことを嫌がるようになりました

Q:

子どもが2歳になったころから、「いや」と泣いたり大声をだして、遊びをやめたがらず、着替えやお風呂などいろいろなことを嫌がるようになり、大変です。

A:

2歳ぐらいは成長の裏返しで自己主張が強くなることがあります。
「もっと遊びたかったんだね」と気持ちを言葉にして受け入れ、泣くことが少なくなったり、泣き止むのが早くなったりとお子さんの成長が見られたら、褒めてあげましょう。
また、「どっちの服がいい?」や「着替えとかたづけどっちからやる?」という風に、お子さんが選べるようにすると、満足するかもしれません。

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なんでも「自分で!」と言ってひとりでやりたがるようになりました

Q:

子どもが2歳をすぎたころから「自分で!」と言って着替えや靴を履くのを自分でやりたがり、手伝うと怒るのですが、一人ではできなくて、結局怒っています。

A:

子どもは成長につれて大人の真似をしたり、自分でやろうとします。
成長の現われでもあるので、自分でやりたがるときにはできるだけやらせてあげましょう。
どうしても手伝わないといけない時や、できなくてお子さんが怒ったりときには、やろうとチャレンジしたことを褒めるようにしてみてください。

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人見知りが強く、幼稚園になじめるかどうか不安です

Q:

子どもが来年幼稚園に入る予定です。人見知りが強く、お友達の中に入っていけず、私にしがみついて不安そうに見ています。

A:

人見知りは、大切な成長の過程のひとつです。
初めての場所に行くと最初は緊張しますが、親が笑顔で見守っていると安心して、少しずつ離れてみようとします。そのうちに、先生など親以外にも信頼できる大人ができて、安心して過ごせる場所が増えていきます。
今は心配しすぎずにいろいろな所にでかけ、お子さんが少しでも離れられたり、離れられなくてもその場所にいられたら褒めるようにしましょう。

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いつも同じ遊びをしてほかの遊びに興味を持ちません

Q:

2歳半の子どもがいつもミニカーで遊んでいて、絵本やごっこ遊びなど、別の遊びに興味を持ちません。親としては、いろいろな遊びを経験して育ってほしいと思うのですが。

A:

無理に別の遊びをやらせるのではなくお子さんの遊びに参加してみましょう。
例えば、他のミニカーを使って会話をしたり、おひざの上にすわらせてミニカー遊びの展開にあわせてゆらす、など、好きな遊びから少しずつ変化を付けていきましょう。
また、公園や支援センターで家とは違う遊びや体操を楽しめているなら、それを家でやってみてもよいかもしれません。

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落ち着きがなく走り回っています

Q:

子どもが2歳7か月になります。いつも走り回って全体的に落ち着きがなく、大変です。

A:

じっとしたらいいことがあった、という経験をつむといいでしょう。例えば、順番を待って走るという遊びでは、じっとするとその後楽しく走れた、という経験ができます。
他にも、少し頑張っておひざの上にのせて一緒に絵本を見たり、ふれあい遊びをやったりして、「じっとすると味わえる楽しさ」を経験していきましょう。
前より少しでもじっとできたら、一緒によろこんだり褒めることが大切です。

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寝るのが遅くなりがちです

Q:

子どもが4歳半になるのですが、9時ごろベッドに行っても興奮して寝るのが11時ごろになってしまいます。

A:

まず、起きる時間は一定にしましょう。起きたら散歩したり窓際で遊んで日の光に当たりましょう。昼は体を使ってエネルギーを発散し、昼寝しても午後3時には起きて、夕方は遊びなどで体を使いましょう。
寝る前には、テレビ、強い光、熱いお風呂、体を使った激しい遊びなど興奮することをしないようにしましょう。
また、ベッドで遊ぶ習慣を作らないことも大切です。最初はベッドに入る時間が少し遅くなるかもしれませんが、お子さんが「すぐ眠れる」状態になったらベッドに入るようにして、朝も起きたらすぐベッドから出るようにしましょう。
朝早く起きて、昼元気に体を使い、夜静かに過ごせれば、自然と眠気がやってくる時間も早くなってきます。

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いつも一人遊びをして他の子との遊びに興味をもちません

Q:

2歳8か月の子どもがいつも一人で積木やブロックなどをやっていて、他の子との遊びにあまり興味を持ちません。親としては、他の子とも遊んでくれると安心なのですが。

A:

一人遊びをしっかり楽しめると、他の子と遊ぶことに興味を持ったり、他の子が遊びに参加したり、自然に輪が広がっていきます。
あまり他の子との遊びに興味が向かないときには、積み木でずっと一人で遊んでいるお子さんに「はい、つみきどうぞ」と積み木をわたすなど、お子さんの遊びに参加して少しずつやりとりのある遊びに発展させていきましょう。
そうすると少しずつ、人と遊ぶことが楽しめるようになってきます。

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物を投げたり、危ない遊びをします

Q:

子どもが1歳10か月になるのですが、最近、おもちゃを投げたり、高いところに登ろうとしたりと危ないことをするので、とめるのが大変です。

A:

声をかけるとき、あまり長くても伝わりにくいので、短くはっきり伝えましょう。
「だめだよ」と言うだけでなく、「投げないで、こっちであそぼうね」というように、代わりにどう遊ぶかを教えるとよいでしょう。
また、投げても危なくないもの(やわらかいボールなど)を用意して、「これは投げていい」「他のものは投げない」と教えていきましょう。
安全な遊びをしていたときに褒めたり、一緒に遊ぶことも大切です。

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