令和2年に「中心市街地の活性化に関する法律(平成10年法律第92号)」に基づき国の認定を受けた「中心市街地活性化基本計画」が、令和6年度で計画期間が満了となったため、現基本計画の内容を見直し、承継した市独自の方針として「島田市中心市街地活性化基本方針」を策定しました。
今後も、中心市街地の商業者や商店街、市⺠及び市などが中心市街地の活性化に向け、それぞれが担う役割を踏まえ、相互に連携し、継続して中心市街地の活性化に向け取り組むこととします。
概要
(1) 方針の名称
「島田市中心市街地活性化基本方針」
(2) 中心市街地の区域
・南北は県道島田岡部線から県道河原大井川港線までの約1.6キロメートル、東西は横井中央線を中心に約1.2キロメートルの現計画と同じ区域約140㏊
(3) 方針の期間
・令和7年4月~令和12年3月末 5年間
中心市街地のテーマ
暮らす、過ごす、働く、つながるまちづくり
当基本方針の策定にあたり、これまでの「住む・楽しむ・働く」といった中心市街地の活性化のために重要と位置付けてきた要素を承継しつつ、人口減少や経済発展によって、にぎわいを生み出す起点となるコミュニティや文化を担う役割が小さくなりつつある中で、中心市街地と人との関わりを呼び起こしたい意図を「つながるまちづくり」として表現し、目指すテーマを設定しました。
3つの目標
目標1:暮らしたくなるまちづくり
中心市街地全体で進⾏する人口減少・少子超高齢化に向き合い、空き家・空き店舗の改修による居住⽀援・創業⽀援をはじめ、安全・安心に移動しやすくなる道路・歩道の整備や交通ネットワークの構築により、多世代が中心市街地で暮らしたくなる環境づくりを推進します。
目標2:過ごしたくなるまちづくり
公園、道路等の公共空間や既存の集客施設等の活用を促進することで、中心市街地を魅⼒ある場所として愛着を感じ、まちなかで時間を使いたくなる空間をつくり、日常的なにぎわいを生み出します。
目標3:働く拠点づくり
中心市街地における日常的な稼ぐ⼒を向上させるため、働く拠点となる店舗や会社等の開業に加え、新規創業者(チャレンジャー)の進出を⽀援し、やりたいこと、やりたい仕事のできる環境づくりを推進します。
計画書
・【本編】島田市中心市街地活性化基本方針 (PDF 2.54MB)(令和7年4月1日更新)
・【概要版】中心市街地活性化基本方針 (PDF 141KB)(令和7年4月1日更新)
フォローアップ
中心市街地活性化の状況を判断するため、基本目標の1〜3に沿った指標として「1 中心市街地の社会動態」「2 歩⾏者・自転⾞通⾏量」「3 新規雇用者数」を定め、毎年追跡調査を実施して、その状況を公表します。