農地は、農産物を生産するだけでなく、国土保全、自然環境保全、水源のかん養、景観形成等の多面的な機能を有しています。農地を守り適切に管理することは、私たちの生活にとって大変有益なことです。このページでは、市が取組んでいる荒廃農地対策について紹介します。
市内の荒廃農地の現状
現在、市内では少子高齢化による労働力不足や農産物の価格低迷、自然災害、鳥獣害被害などにより荒廃農地が増加しています。いずれも、土地所有者本人だけの努力では、再生・解消は困難な状況であるため、島田市では以下の内容等で荒廃農地の対策を行っています。
静岡県と島田市による荒廃農地対策支援
令和元年度から静岡県と市で荒廃農地対策として、「荒廃農地再生・集積促進事業」により県と協調して助成を行っています。
荒廃農地の再生に取組む農業者の経費の一部(補助対象経費200万円未満)を補助しています。
【関連ページ】静岡県荒廃農地対策
島田市の荒廃農地対策
島田市農業振興課では、荒廃農地再生・集積促進事業により静岡県と協調して補助をしているほか、以下のような対策を実施しています。
- 農業基盤の強化による農地の利用推進
農地の集積・集約の推進や各種基盤整備事業の実施により、農地そのものの価値を向上させ、農地を利用する担い手にとって魅力のある農地の確保を図ります。
【関連ページ】土地改良事業
- 市民農園などの整備
農業者以外の労働力を活用するため、市民農園の開設等を支援しています。
【関連ページ】市民農園
【関連ファイル】実証ほ場(成果書(PDF:70KB)、写真(PDF:321KB))
- 保全・管理の支援
地域の力による農地の保全管理を支援しています。
【関連ページ】中山間地域等直接支払交付金制度







