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サタデーオープンスクール活動報告(令和6年度第1回)

第1回「お茶摘み・釜煎り茶づくり」(令和6年5月24日掲載)

実施日/令和6年5月18日

 今年度もサタデーオープンスクールが始まりました。非常にたくさんの応募をいただき、嬉しい限りです。ありがとうございます。第1回の活動は、伊久美二俣地区で、お茶摘みをして釜煎り茶を作りました。お茶摘みでは、伊久美二俣地区に昔からある茶園で、原種のお茶を手摘みで収穫します。一芯二葉という摘み方を学んで、一つ一つ丁寧に摘みました。1時間ほど収穫作業は続きましたが、大変だと感じた子も多く、昔の人たちの苦労を知ることができました。大変ではあったものの、きれいな青空にきれいな新芽が映える、気持ちの良い活動ができました。摘んだお茶はそのまま釜煎りという製法で飲めるお茶にします。初めに摘んだ葉の中から硬い枝や葉、ごみなどを一つずつ丁寧に取り除き、大きな釜に入れて手で煎ります。釜は熱いため、みんなで交代しながら煎りました。煎った葉は少し蒸した後、洗濯板で揉んでいきます。譲り合いながら、煎る工程と揉む工程を繰り返すと、立派なお茶ができあがりました。午後は、伊久美のお茶の歴史についてのお話を聴きます。伊久美にお茶を広めた人の話や、それを世界にまで広めるために作った銀行が、自分たちがいる二俣公会堂という場所だということを知り、驚いていました。中には熱心にメモを取りながら聴いている子もいて、少しお茶に詳しくなりました。最後に利き茶をしました。今日作ったお茶と売っているお茶を飲み比べ、どのお茶を飲んだのかを当てます。色・香り・味などで判断し、結果を聞いて一喜一憂していました。いろんなお茶を飲んで、今までよりお茶が好きになったと言ってくれた子もいました。「今日知ったことを家族や友達に伝えたい!」「お茶摘みや釜煎りが楽しかった!」という感想も多く、一日中お茶と触れ合って充実した活動になりました。

  • お茶摘み説明
  • お茶摘み体験
  • 葉の選別
  • 窯煎り
  • 手もみ
  • 集合写真
  • 川遊び
  • お茶の歴史のお話
  • 利き茶体験

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