島田のあの頃のお話「Antokyane・あんときゃぁねぇ」(令和5年度)
島田市に住んでいた方に昔のくらしや、子供の頃の思い出などをお話ししていただき、方言や口ぐせなどそのままに書き写したのが「Antokyane」あんときゃぁねぇ(島田弁で「あの時はね」)です。
90代のあの人にも、20代のこの人にも島田のあの頃の尽きない話があります。あの頃の島田を知ってる方も知らない方も、みなさんの「あんときゃぁねぇ」ぜひご覧ください。島田市博物館分館の旧桜井家住宅主屋と民俗資料室にて昔の道具とともに展示中です。
▼民俗資料室にて「Antokyane」を展示している様子
(以下のお話は令和5年度に聞き取りをしたものです。)
18.黒電話のお話・40代女性・「こう回すのが面白くって」
19.かき氷器のお話・50代女性・「かわいいから物置化もしてた。ゴリゴリゴリゴリやって」
20.洗濯板とたらいのお話 ・95才男性・「これがくせもんだよね」
21.伊久美で川遊びのお話 ・27才女性・「まだ5才とかだった」
22.電卓のお話・58才男性・「今日そろばん塾やめてきたで」
23.まつ毛が転んだお話・50代女性・「まつ毛が転んだで、ちょっと見てくりょうえーって言う」
24.ハエとり棒のお話 ・24才女性・「おじいちゃんが板金屋やってて、おばあちゃんが金物屋やってたんです」
25.火鉢のお話 ・58才男性・「火鉢はもうおばあちゃんのもの。冬になると火鉢、登場」
26.島田市博物館のお話・28才女性・「ガラスケースの向こうにあると宝物みたいに見える」
※お話の内容は、あくまでその方の個人の思い出、主観であることをご承知おきください。