企画展「島田の刀鍛冶とそのルーツ」で展示していた一部資料の撤収にともない、新たに3点の刀剣を展示しました。いずれも劣らぬ名品ですので、ぜひ島田市博物館へお越しください。(令和元年11月6日更新)
11月4日で展示を終了した資料
・「脇差(銘)駿州住元助広助作之」
・「脇差(銘)栗原筑前守信秀(裏銘)慶応元年十一月」
・「刀(銘)源盛吉(裏銘)昭和庚申年二月日」
11月6日から新たに展示する資料
・「脇差(銘)助宗」
島田鍛冶を代表する刀工、助宗の江戸時代初期の脇差です。
・短刀(無銘)志津
日本刀の最高峰正宗の高弟である「正宗十哲」に数えられる刀工、志津の短刀です。
・短刀(銘)照重
島田鍛冶と同じく、後北条氏とのつながりの深い、現在の東京都八王子市を本拠地とした下原鍛冶の照重の短刀です。