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医王寺薬師堂天井画

県指定文化財 絵画
医王寺薬師堂天井画(いおうじやくしどうてんじょうが)
江戸時代後期 昭和58年2月25日指定 医王寺 島田市金谷古横町159-1

医王寺薬師堂天井画01

医王寺薬師堂天井画02

医王寺薬師堂天井画(いおうじやくしどうてんじょうが)は、永村茜山の筆です。茜山は渡邊崋山の弟子で、旧姓・長谷川と言い、父は幕府の祐筆(ゆうひつ)(書記官)でした。若い頃から崋山の元へ通い、画の修行に励みましたが、崋山が蛮社の獄により逮捕されると、その追っ手を逃れるために諸国を遊歴し、金谷宿の組頭・永村家の養子となりました。外陣の雲龍図は万延元(1860)年の作品で、畳8枚分の大きさがあり、紙本に墨絵で描かれています。その両側に天女の画が4枚、内陣には花卉図50枚が描かれています。

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