講演会の概要
島田市では、空き店舗、空き家等の遊休不動産をリノベーションにより活用し、まちのコンテンツとして再生するリノベーションまちづくりを推進しております。第1回目の講演会では、全国でリノベーションまちづくりに取り組まれている嶋田氏に講演いただき、全国の事例を紹介いただきました。今回の第2回目の講演会では、女性起業家に注目し、実際にリノベーションし、取り組んでいる事例を交えながら、ご講演いただきます。
第1部では、空き物件をリノベーションして起業した2人の女性が、自分たちの得意なことを活かしながらまちで起業することについて体験談をお話しいただきます。
第2部では、今回講演される女性お二人と第1回講演会の講師である建築家の嶋田氏を交えたトークセッションを行い、まちで起業し働くこと、リノベーションのことなどについてお話しいただきます。
どなたでも、講演を聞くことができます。まちづくりに関心のある方、起業をお考えの方などお気軽にご参加ください。
開催日時・場所
日時:令和元年12月12日(木曜日)午後6時30分から午後8時30分
場所:地域交流センター歩歩路/2階多目的ホール(島田市本通3丁目6番の1)
定員・申込方法等
- 定員100名
- 入場無料
- 申込不要
※直接、会場にお越しください。
その他
講演会終了後に、懇親会(会費5,000円)を予定しております。ご希望の方は、下記お問合せまで事前にご連絡ください。(定員25名程度)
講師プロフィール
杉浦希未子(すぎうらきみこ)氏
大学院卒業後、大手製菓メーカーに入社し、新商品の企画開発に携わる。妊娠を機に退職。孤独な子育て期を経験し、2011 年第一子が3歳の時に、子育てママに向けたフリーペーパーを発行するサークルを立ち上げる。2018 年株式会社に法人化し、沼津市本郷町にママのための会員制サロンyadorigi をオープン。年間を通して、子育てなどの人生経験を生みながら人間性を磨いていき、自分自身の生き方(=キャリア)を考える学びの場とそれぞれが自由に過ごせるフリースペースを提供している。2男1女の母。
中根利枝(なかねりえ)氏
2児の母。第1回リノベーションスクール@岡崎に参加。子育てや自営農家の経験を活かし、地域の子育てママや女性がほしい暮らしを育む場所「wagamama house」をオープン。世代や価値観の近い仲間が徐々に増え、総菜屋をはじめ、ポップアップショップ、イベントなどを運営。女性が働くことを通じて、子育てや地元農家の支援を行い、世代や地域の循環を生み始めてい る。
嶋田洋平(しまだようへい)氏
講師プロフィール:1976年生まれ。建築事務所「みかんぐみ」のチーフを経て、2008年らいおん建築事務所を設立。2012年北九州家守舎、2017年にセミコロンを設立し、全国様々な都市地域で、縮退エリアにおけるエリア再生事業のプロデュースやリノベーション事業を行っている。
主な実績として、小倉魚町の家守プロジェクトの実施、和歌山ぶらくり丁周辺のエリア再生プロデュースなど。
主な著書に『ほしい暮らしは自分でつくるぼくらのリノベーションまちづくり』(日経BP社)。
主な受賞歴として、日経アーキテクチュア「アーキテクト・オブ・ザ・イヤー2017」第2位に選定。小倉魚町の実践によって「国土交通大臣賞」「日本建築学会教育賞」。