下水道の使用を開始すると、使用者の皆様から流した汚水の量に応じて、下水道使用料をお支払いいただくことになります。
使用料は、浄化センターの運転や、下水管路の清掃・補修などの下水道施設の維持管理費用に当てられます。
汚水量の算定は
水道水を使用した場合
水道の使用水量を汚水の排水量とします。
水道水以外(地下水など)を使用した場合で家事のみに使用するとき
1世帯当たり1月に10立方メートルとします。
なお、世帯の人数が2人を超えるときは、10立方メートルに1人を増すごとに5立方メートルを加えた水量とします。
水道水と地下水などを併用した場合で家事のみに使用するとき
水道水使用量と1世帯当たり1月に10立方メートルを合算した水量とします。
地下水を家事以外に使用した場合
事業所などで使用するときは、使用状況等を勘案して使用水量を認定します。
使用料の計算は(令和6年1月31日更新)
令和6年4月1日から下水道使用料が変わりました(令和6年4月1日更新)
公共下水道事業の安定的な経営を継続し、将来にわたり安全・安心して下水道を市民の皆様に使用していただくため、令和6年4月から下水道使用料を平均で18.6%引き上げました。
島田浄化センターは平成7年に供用開始し、設備の老朽化が進んでいるため、安定した水処理能力を維持していくためには更新が必要です。経済状況に関しても、エネルギーや原材料の価格上昇の影響もあり、運営費用が増加している状況です。
こうした状況から、汚水処理に必要となる経費を賄うため、下水道使用料を見直すこととし、令和3年度に島田市下水道料金等審議会を立上げました。その後、5回の審議会を経て、令和5年6月に審議会から答申を受け、令和5年9月に下水道使用料の改定に係る条例案が市議会で承認されました。
今後も衛生的で快適な周辺水域の水質を守るため、公共下水道と下水処理施設の適正な維持管理に努めてまいりますので、ご理解とご協力をお願いします。
令和6年4月1日以降の新料金(令和6年1月31日更新)
下水道使用料表(1期2か月分)※消費税10%含む
汚水量 | 金額 |
---|---|
基本使用量 | 2,090円 |
20立方メートル以下 | 1立方メートルにつき47.3円 |
20立方メートルを超え40立方メートル以下 | 1立方メートルにつき143.0円 |
40立方メートルを超え60立方メートル以下 | 1立方メートルにつき149.6円 |
60立方メートルを超え80立法メートル以下 | 1立方メートルにつき156.2円 |
80立方メートルを超え100立法メートル以下 | 1立方メートルにつき162.8円 |
100立法メートルを超え200立法メートル以下 | 1立法メートルにつき181.5円 |
200立法メートルを超えるもの | 1立法メートルにつき201.3円 |
・新しい使用料は、西部(偶数月検針)地区については、令和6年6月請求分(令和6年4・5月使用分)から東部(奇数月検針)地区については、令和6年7月請求分(令和6年5・6月使用分)から適用されます。
下水道使用料の計算例(1期2か月で50立方メートルご使用の場合)
- 基本使用料 2,090円
- 20立方メートルまで946円(47.3円×20立方メートル)
- 20立方メートルを超え40立方メートル以下2,860円(143円×20立方メートル)
- 40立方メートルを超え60立方メートル以下1,496円(149.6円×10立方メートル)
- 小計7,392円※小数点以下切り捨て
水道水を使用しているご家庭では、下水道使用料と水道料金を、まとめて2か月ごとにお支払いいただくことになります。
使用料のお支払いは便利な口座振替で
口座振替は、お忙しい方・事業されている方など大変便利ですので、ご利用ください。
水道料金のお支払いを口座振替される方は、下水道使用料との合計金額で振替させていただきます。
下水道使用料のお支払いは、水道料金と同じ次の金融機関等で取り扱っています。
島田市水道事業収納取扱金融機関等一覧
- 島田市指定金融機関市役所派出所
静岡銀行、スルガ銀行、清水銀行、静岡中央銀行、島田掛川信用金庫、
静岡県労働金庫、大井川農業協同組合の各本・支店(所)、しずおか焼津信用金庫
ゆうちょ銀行(郵便局)(※)
※ゆうちょ銀行(郵便局)は口座振替のみで窓口納付はできません