令和7年度収蔵品展「海野光弘・僕と版画日記ー版画家の文章」のお知らせ
海野光弘の10代の頃の作品を中心に展示します。彼は、中学1年の冬、木切れで制作した豆版画と200字ほどの小文で綴った、一冊の大学ノートを「版画日記」と名付けました。まるで映画のワンシーンのような余韻を与える、身の回りの何気ないひとコマを描いたこの日記には、後の版画家、海野光弘の、場面を大きく捉える「俯瞰の目線」や、冷静な「人間観察力」といった資質がすでに表れています。本展示では、海野光弘の最初期から充実期の作品まで、その足跡をたどります。海野光弘が描き続けた、詩情あふれる木版画の数々を、日記をめくるようにご覧ください。
会期
令和7年12月16日(火)~令和8年3月22日(日)
※2月23日(月・祝)富士山の日協力のため無料開放します。
開館時間
午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会場
島田市博物館分館・海野光弘版画記念館
休館日
月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌平日休館)
観覧料(本館・分館共通)
一般300円・団体240円(20人以上)
※中学生以下無料
※障害者手帳を提示された方と介助者1名は無料
収蔵品展「僕と版画日記」チラシ表(PDF 8.84MB)(別ウインドウで開きます)
収蔵品展「僕と版画日記」チラシ裏(PDF 5.27MB)(別ウインドウで開きます)
関連イベント
ギャラリートーク(予約不要)
日時:令和8年2月23日(月・祝)博物館無料開放日
時間:午前11時15分~、午後1時45分~(15分程度)
会場:海野光弘版画記念館
参加費:無料


