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島田帯祭の大名行列

県指定文化財 無形民俗文化財
島田帯祭の大名行列(しまだおびまつりのだいみょうぎょうれつ)
平成8年3月12日指定 島田帯祭保存会

島田帯祭の大名行列01
島田帯祭の大名行列02

大井神社の御神輿渡御(おみこしとぎょ)の祭式神事が始まったのは、元禄8(1695)年と伝えられています。以後300年以上にわたって、三年に一度、寅、巳、申、亥の年の10月中旬の3日間、町をあげての祭りが行われています。
大名行列は祭りの最終日に開催されます。拍子木を先触れとして以下、長柄、具足、先触、赤鉄砲、黒鉄砲、弓、具足、持筒、先騎、片箱、大奴、挟箱、台笠、立笠、大鳥毛、赫(しゃぐま)、徒士、具足、弓台、打者、お鷹、餅差、持筒、草履、床几、お唄方、殿様と続きます。中でも安産祈願の帯を木太刀に下げて優雅に練り歩く大奴は島田独特のもので「帯祭り」と呼ばれる所以になっています。この大奴は御神輿渡御の道中を浄め、警護する役割を演じ、その所作には修験の作法が取り込まれています。元禄絵巻を繰り広げるこのお祭りは日本三奇祭の一つとして数えられています。

 

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