Accessibility
更新日:

芭蕉真蹟「田植の連句」

市指定文化財 書跡
芭蕉真蹟「田植の連句」(ばしょうしんせき「たうえのれんく」)
江戸時代初期 昭和32年10月5日指定 島田市博物館 島田市河原一丁目5-50

芭蕉真蹟「田植の連句」

「やハら可(か)に堂けよ(炊けよ)ことしの手作麦田植とゝも耳(に)堂ひ(旅)の朝起」と懐紙(かいし)に書かれた連句を表装したものです。上の句(発句)を塚本如舟が、下の句(脇句)を松尾芭蕉が詠んだものです。背景には、淡彩で麦の絵が描かれています。詞書(後書き)で、「元禄七、五月雨耳(に)降こめられてあるじのもてなし尓(に)心うごきて聊(いささか)筆とる事尓(に)なん」と示されており、晩年の松尾芭蕉が江戸から郷里の伊賀上野へ赴く旅の途中、塚本如舟邸に逗留していたときに書かれたものと考えられます。

 

カテゴリー

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?

よく見られているページ