市指定文化財 古文書
東光寺文書（とうこうじもんじょ）
南北朝～江戸時代初期 11通 昭和59年5月22日指定 東光寺 島田市東光寺557
東光寺は昔から時の支配者とのつながりが深く、足利氏や今川氏をはじめ、多くの武将たちからの禁制（きんせい）や判物などの文書資料が残っています。
足利尊氏禁制 正平6年12月13日
寺内、寺領へ軍勢などの乱入の禁止とその処罰について。
今川範氏判物 観応3年7月21日
今川範氏、寺内寺領へ軍勢などの乱入の禁止とその処罰について。
今川範政判物 応永20年11月12日
今川範政、阿智谷郷の地頭らの違乱を止め諸公事を免除する。
今川氏親安堵状 長享1年10月20日
今川氏親、東光寺領を安堵し、諸公事を免除する。
今川義元寄進状 天文13年12月6日
今川義元、東光寺領を安堵し紛争中の地を新寄進する。
今川義元判物 天文21年7月7日
今川義元、東光寺に寺院規制を発す。
今川氏真判物 永禄3年11月2日
今川氏真、東光寺の門前棟別四分一人足役を免除する。
今川氏真安堵状 永禄3年11月14日
東光寺領の安堵。
武田勝頼判物 元亀4年8月14日
武田海賊衆の東光寺領押領に対する武田勝頼の裁決。
徳川家康寄進状 慶長7年12月10日
大津庄の内十五石を寺領として寄進する。
徳川秀忠安堵状 元和3年2月2日
家康の寄進した寺領の安堵。