第12回『伊久美で演劇に挑戦してみよう』(令和6年10月21日掲載)
実施日/令和6年10月19日
伊久美地区に住んでいる演出家さんと俳優さんをお招きし、みんなでオペレッタに初挑戦しました。まず初めに、今日だけ呼び合うあだ名を決めたら、参観の保護者の方も入ってさっそく活動に入っていきます。
まず初めに、演劇の活動に入るために、いろんな動きをしたり、いろんな声を出したりしてみました。みんなで一輪のたんぽぽになりきって動いてみたり、相手のあだ名を呼びながら見えないボールをパスしあったり、輪になって前の人のアクションをつないで増やしていったり、楽しみながら体とのどを自然とあたためていきました。初めは恥ずかしがっていた子も、楽しい活動をしていくうちに、思い切り動くことができるようになってきました。
いい感じに演劇の体になってきたところで、いよいよ本題のオペレッタに入ります。今回の演目は、何度も伊久美小で全校オペレッタの題材になった、『つつじ姫とかえで姫』という伊久美地区に伝わる昔話で、4班に分かれて同じお話を演じます。台本が配られると、まずは読み合わせをして、姫・殿・魔物・子ども・ナレーターの配役を決めます。決まっているのは台本と舞台のセットだけで、立ち回りやセリフの言い方などはみんなで話し合って決めていくので、班ごとに異なったオペレッタが出来上がります。講師の方が用意してくれた衣装を選んで、それぞれの部屋でわいわい練習を始めました。練習時間はたったの1時間です。
いよいよ発表の時がやってきました。後から観に来てくれた保護者の方も入れてお客さんは約20人です。緊張しながらも、はきはきとした声で演じました。あまり練習時間が取れなかった歌も、なんとなくでみんなで歌いました。子どもたちとわいわい遊ぶシーン、殿と魔物の緊迫した戦い、2人の姫の決意の歌、班ごとに異なった雰囲気のオペレッタになりましたが、どの班も立派に演じ切りました。終わった後には、「もっと練習したかった!」「来年もやりたい!」など、嬉しい声がたくさん聞こえたので、内容の濃い、充実した1日になったようです。
サタデー農園日記 令和6年10月19日
今回は伊久美小での活動でお天気も良かったので、お昼休みにみんなで畑の草取りをしました。草を取りながら、大量に発生したハムシの仲間(サツマイモの葉っぱが大好物)もいっぱい取ってくれました。サタデー指導員でも定期的に草取りをしていますが、サツマイモもラッカセイもどのくらい育っているかは見えないため、無事に収穫できることを祈るばかりです。