第17回『みんなで協力してお餅を作ろう』(令和7年12月25日掲載)
開催日/令和7年12月20日
今日は、伊久美地区の方にご協力いただき、餅つきをしました。本物の臼と杵で餅をつく体験は、なかなかできるものではないので、貴重な体験となっています。
当日の天気はあいにくの雨だったので、軒下で餅つき体験をしました。蒸したいい匂いのもち米を臼に入れ、講師の方がある程度のまとまりにするところを眺めます。ぺったんぺったんと餅をつくところを想像していた子たちは、初めにまとまりにする光景に驚いたかもしれません。もち米がまとまったところで、まずは講師の方や指導員で餅をついていきます。勢いよく振り下ろされる杵を間近で見て、びっくりしている子もいました。いよいよ子どもたちの出番になると、重い杵で講師の方と一緒につくか、軽い杵で自分でつくかを選んで餅つきをします。杵を大きく振り上げてから狙った場所に振り下ろすのは意外と難しく、子どもたちは餅つきの大変さを感じたと思います。お餅をついているところを見て、「よいしょー!」とみんなで掛け声をかける場面も見られました。
無事にお餅が完成し、できたてをきな粉とあんこと醤油でいただきます。つきたてのお餅はとても軟らかく、更に自分たちでついたこともあって格別においしかったようです。あまりのおいしさに夢中になり、口の周りをきな粉まみれにしている子もいました。醤油をぬったお餅は、講師の方が七輪の炭火で焼いてくれました。自分から七輪の準備を手伝ってくれている子もいました。外は香ばしく、中はもっちりとしていて、また違った食感が楽しめました。食べ終わった子の中には、使ったお皿などを率先して洗ってくれている子もいました。
残りの時間は自由時間。体育館で遊んだり、折り紙やトランプで遊んだり、まったり読書に勤しんだり。思い思いの時間を過ごします。大きなバランスボールでダイナミックなドッジボールをしたり、折り紙で作ったいろいろな作品を使って壁を飾ったり、時間いっぱい交流の時間を満喫していました。







