夏休みの下水道教室を開催します!
島田市下水道課では、夏休みの小学生とその保護者を対象に、普段は見る機会のない島田浄化センターの内部を見学して、公共下水道による水の循環のしくみを楽しく学んでいただく『夏休みの下水道教室』を開催いたします。皆様お誘いあわせのうえ、ぜひご参加ください。
詳しくはこちら→夏休みの下水道教室案内チラシ(PDF)
お申込みはこちら→夏休みの下水道教室申込フォーム(外部リンク)
浄化センター
浄化センターでは、微生物を利用した標準活性汚泥法【ひょうじゅんかっせいおでいほう】という処理方法により、下水道管から流れてきた汚れた水をきれいな水に浄化しています。
管理棟
水処理棟
汚泥処理棟
どのようなしくみで汚れた水がきれいになるか見てみましょう。
浄化センターしくみ図
沈砂池【ちんさち】
浄化センターに流れてきた汚水は、沈砂池に入ります。そして、汚水に含まれている大きなゴミや土砂を取り除きます。
流入ゲート【りゅうにゅうげーと】
流入ゲートから下水道管を流れてきた汚水が入ります。
スクリーン
まず、汚水に含まれた大きなゴミを取り出します。
自動除塵機【じどうじょじんき】
次に、中くらいのゴミを取り出します。
汚水ポンプ【おすいぽんぷ】
沈砂池に貯まった汚水を、ポンプで最初沈殿池に運びます。
最初沈殿池【さいしょちんでんち】
汚水をゆっくり流し、小さなゴミや汚泥を底に沈めます。底にたまった汚泥は汚泥濃縮タンクに送って処理をします。
エアレーションタンク
汚水に活性汚泥(微生物の集まり)を混ぜて、空気を吹き込みます。微生物は汚物を食べて繁殖し、沈殿しやすい海綿状になります。
最終沈殿池【さいしゅうちんでんち】
沈殿しやすい状態になった汚泥と水をここで分離させます。汚泥の一部はエアレーションタンクに活性汚泥としてもどし、余分な汚泥は汚泥濃縮タンクに送って処理をします。
汚泥掻寄機【おでいかきよせき】
底にたまった汚泥や浮いたゴミを集めます。
塩素混和池【えんそこんわち】
最終沈砂池から出た処理水に滅菌剤を加えて、大腸菌やその他の細菌を死滅させます。
滅菌装置【めっきんそうち】
最終沈砂池から出た処理水に滅菌剤を加えて、大腸菌やその他の細菌を死滅させます。
放流【ほうりゅう】
きれいになった水を川に放流します。
汚泥処理【おでいしょり】
汚水に含まれていた汚泥は、汚泥処理棟で処理をします。
汚泥濃縮タンク【おでいのうしゅくたんく】
最初沈殿池や最終沈殿池から送られた汚泥を、さらに沈殿させ濃縮します。
汚泥脱水機【おでいだっすいき】
濃縮された汚泥を圧縮して水分を取り除きます。脱水された汚泥は水分80%程度の酒カス状になります。
搬出【はんしゅつ】
脱水された汚泥はトラックで搬出し、主に肥料となります。