志戸呂焼 矢筈口水指
19世紀
志戸呂焼 単瓢水指
18世紀後半
茶の湯で使用され、釜に差す水を入れておく器です。箱蓋の裏には「所司代太田備後守殿より贈被レ下」という墨書があることから、掛川藩5代藩主 太田備後守資始(すけもと)(1799~1834年)に由来するものと判ります。志戸呂焼が大名の贈り物等にも使用されており、当時でも、茶器などは高価なものとして取り扱われ評価が高かったことが伺えます。
志戸呂焼 耳付瓢形水指
双耳となっており、胎土は茶褐色で表面と内面に鉄釉を掛けています。
志戸呂焼 耳付桶形水指
双耳となっており、五本櫛で胴部に横線と波を入れています。表面に鉄釉を掛けており、内面に叩きを施し、さらに鉄釉を掛けています。
志戸呂焼 茶入〔仕覆2点付〕
胎土は茶褐色で鉄釉を掛けて、肩に灰釉を流しています。瓜形にして肩先から底部にかけて縦に四本箆による線を入れ、織部的な造形となっています。
志戸呂焼 茶碗
「志戸呂」銘
志戸呂焼 茶壺
「久清」ヘラ書き
志戸呂焼 四耳壺(耳横)
「祖母懐」ヘラ書き
19世紀
志戸呂焼 四耳壺
「祖母懐上」ヘラ書き
茶壷として使用されており、渋紙手の四耳壷です。胎土は茶褐色、底部に「祖母懐上」と箆書きされています。
志戸呂焼 花入
「志戸呂」印