関札(成瀬隼人正宿)
江戸時代
大名・幕府役人等が本陣・脇本陣に宿泊する際、宿場の出入口、また本陣や宿の門に宿泊人の名前を墨書して掲げる札のことです。
「道中画譜(葛飾北斎)」
江戸時代後期
北斎が描いた東海道五十三次の風景画帖で、見開きの頁に一宿または二宿を描く構成になっています。色刷ですが、浮世絵のように色を多用せず全体的に淡い色調になっています。島田宿については、やはり大井川の川越しの様子が描かれており、特に肩車越しの人足や旅人の姿が強調されています。
往来手形(上泉村)
1832(天保3)年
天保3年3月、差出人上泉村名主七上衛門、組頭次郎兵衛、請取人上泉村の百姓「よし」と同行の者6人が善光寺や秩父参詣の為に旅に出る、その為の往来手形です。
鉄砲證文(新居関所通行手形)
1858(安政5)年
京都の役所に赴任するため、鉄砲二挺を持参するので、今切関所の通行を依頼し、江戸への帰路もこの證文が有効であることを書き添えています。
夜間通行手形(新居関所通行手形)
1863(文久3)年
1863(文久3)年1月26日、尾張藩城代格用人の小瀬新太郎が今度、役目柄旅行の時、行列内に鉄砲2挺持参するので、今切関所通過の件を依頼しています。
旅道具
財布
折りたたみ旅枕
早道(小銭入れ)
煙草入れ
懐中提灯